北海道を含めて関東以北の最高峰で、尾瀬のシンボルのひとつ燧ヶ岳を深夜にアヤメ平から眺めています。この燧ヶ岳を深田久弥さんは名著「日本百名山」で、威厳のある厳父と記しています。そういえばここ数年燧ヶ岳に登っていませんから、山頂からのパノラマも記憶の中で薄れてしまうかもしれません。そうならないうちに尾瀬沼から長英新道を登るのか、御池から熊沢田代を経て山頂を目指すのか、いずれにしても頂きに立たなければ・・・
この夜も群馬県側の天気予報が外れてくれて、21時半を過ぎた頃から雲が切れ始め22時には満天の星空が現れましたから、先ずは天の川の様子を見ながら燧ヶ岳方面を撮影。そして天の川と至仏山との組み合わせが可能になったために、撮影場所を移動して夜明けまでインターバル撮影をすることができました。下界の猛暑からは想像できない13℃は薄手のダウンを着込んでも寒く・・・
夏の赤城自然園を代表する花のひとつレンゲショウマが、今年も見頃を迎えようとしています。この花を森の妖精などと呼ぶ人もいるように、薄紫色の花は気品に満ちていて多くの人がカメラに(スマホに)納めています。今日は早くも暦の上での立秋ですが、まだまだ残暑が猛烈に厳しく木陰の恋しい季節ですから、森を散策しながらレンゲショウマを愛でて少しでも涼感を・・・
尾瀬の湿原で見られますが、なんと言っても横田代の大群生地は圧巻の一言に尽きます。そんなことで今年も心弾ませて訪ねたところ、例年の湿原を黄色く埋めつくす姿はなく唖然としました。仕方なしに撮影を諦めてアヤメ平に進んだところ、こちらは最近目にした記憶がないほどの黄色い光景が広がり、おおいに撮影を楽しむことができました。このキンコウカの花の季節がすぎると、暑さの中にも秋の気配を感じるように・・・
ここのところ深夜に行動する機会が増えています。それは炎天下に山に登ったり、湿原の木道を歩くに比べれば天国と地獄の差があります。しかしヘットライトを頼りにの夜行は、やはり先住民たちとの遭遇を考えれば複雑な思いもします。写真はアヤメ平で見上げた空ですが、一部不鮮明な部分が出てしまい悩んでいるところです。涼しい夜道を辿って着く・・・
若い頃は長岡の花火大会を始め各地の花火を眺めましたし、日本列島を旅する暮らしになってからも幾多の花火を遠目に見上げて来ましたが、地元の素朴な花火をのんびりと鑑賞する機会はあまりありませんでした。しかし、今年は友人に誘われ楽しむことができました。長岡の花火も素晴らしい、大曲の花火には感動しました。その規模に比較したら地元の花火は、いかにもこじんまりとしたいち田舎の花火大会でしたが、その規模の小ささ、素朴さなどがいかにも故郷の花火らしくて・・・
NHK8K取材チームとNHK BSプレミアム取材チームが、尾瀬で連日撮影を行っています。8K放送はまだまだ一般化されていませんから、即座に視聴することはできませんが、BSプレミアムは拙宅でも楽しむことができます。そんなこともあり微力ながらほんの少しだけ、撮影のお手伝いをしています。それにしても今年の夏、正確には長すぎた梅雨などの天候には完全に振り回されてしまい、あらためて自然相手の撮影の困難さを・・・
今年は意外と多くのアサギマダラのタマゴ、幼虫、そしてサナギを観察して来ましたが、長かった梅雨、あるいは天候不順の影響かなど、原因は定かでないまま次々に姿を消してしまいました。したがって羽化の様子の撮影を狙っている者にとっては、このサナギが唯一の希望の星です。そんなことから素人判断であと1週間前後、何とか無事に育って欲しいと願いつつ・・・
暑中お見舞い申し上げます。梅雨明け同時に猛暑、酷暑の夏がスタートしました。
皆様ご自愛下さい。
至仏山での定番撮影場所は、やはり高天原直下となってしまいます。今回はGH5+GH5Sに7-14mmF2.8+12-40mmF2.8+40-150mmレンズ、こちらは主に4K動画撮影用です。加えてEOS5Dsに24-70mmF2.8+100-400mmF4.5-5.6レンズ、こちらはインターバル撮影用です。従ってジッツオの大型三脚G1548+雲台G1370M(4.0Kg)を二本です。いつもと変わらぬ場所から狙った尾瀬の夜明けは・・・
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