自然写真家 新井人の世界

徒然なるままに

梅雨が長引いて

2019年7月21日

ボチボチ梅雨明けかと期待をしていましたが、どうやらまだ1週間ほどはぐずついた日が続くようで、梅雨明けはしばらく先になりそうです。そんなことから至仏山からの夜明けの撮影が、結局ひと月近くもできないままでいます。それだけではなく比較的光害の少ない尾瀬ヶ原から、あるいはアヤメ平などからの星空撮影もやはり実現できていません。準備万端で夏空を待望しているのに・・・

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池塘でも

2019年7月20日

長引く梅雨空の下ですが、尾瀬ヶ原に点在する大小の池塘でも植物が夏を告げています。その代表格は羊の刻に花開くといわれているヒツジグサで、数こそ少ないものの尾瀬原産のオゼコウホネも姿を見せはじめています。このオゼコウホネは尾瀬の他に山形県月山でも見られましたが、少し前に月山弥陀ヶ原を訪ねた際には確認することができませんでした。もちろん木道上から覗きこめる池塘は限られていますから、人の目に触れないところで咲いていてくれてるならばいいのですが・・・

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自然界は

2019年7月19日

アサギマダラは南の国で産まれて、暑い夏は涼しい高山などで避暑をして(世代交代をして?)、涼しくなる初秋に赤城自然園などに訪れます。そして南の国に渡っていく蝶です。その渡蝶の生態系はまだ謎も多く、ある面ロマンに満ちた蝶とも言われています。そのアサギマダラの卵、幼虫、蛹を赤城自然園で観察していますが、やはり外敵などに襲われて姿を消してしまう個体も多く、今年こそは羽化の瞬間をと意気込んでいますが、果たして無事に羽化してくれる・・・

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季節は進み

2019年7月18日

梅雨空の下でも季節は止まることなく進み、湿原の植物は次々と開花しています。尾瀬ヶ原中田代、高層湿原の核心部とも言われているミズゴケ湿原でも、腰を低くして覗いてみるとツルコケモモの花が、まさに今花盛りとなっています。しかし大型のカキツバタやニッコウキスゲなどととは違い、スマホで写真に収める人は少なくある意味差別されているかにも見えます。しかし、そんなことは植物には無関係で・・・

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アジサイ

2019年7月17日

紫陽花には雨が似合うと言われますが、傘をさして撮影をしているとなるほどと頷けます。しかし雨の中での撮影は煩わしく、あまり撮影をしている人を見かけません。そんな中で手軽に撮影ができるスマホでの撮影者は多いようで、時代を感じてしまいます。そうした光景を見ていると、町の写真屋さんが激減してしまったことや、カメラ業界の悲鳴のような実態を痛感してしまいます。梅雨空は今しばらく続くようですから、紫陽花もさらに・・・

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サナギも

2019年7月16日

園内を歩いていたらサナギもありますよと、園の人に教えてもらいました。早速訪ねてみましたところ、ほぼ昨年と同じ場所にしっかりありました。これで羽化の撮影ができるもののと伝えたところ、外敵に襲われなくて順調に育つといいですねと言われてしまいました。確かに自然界には命を狙っている外敵も多く、無事に育ってくれるかは予断を許さないのが現実なのでしょう。それでもやはり羽化して園の空を舞い、初秋に群となり南に国に・・・

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順調に

2019年7月15日

陰鬱な空模様のせいでしょうか、連休中日の赤城自然園は以外と閑散としていました。それでも雨具を着て傘をさして季節の花々を愛でる人もいて、同園の人気の高さを感じました。写真は今年も会えたアサギマダラの幼虫ですから、今年こそは羽化する様子をしっかりと撮影したいと思いました。果たしてその願望が叶うのかどうか。何れにしても、今年こそしっかりサナギになり無事に羽化してくれる・・・

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低温で

2019年7月14日

天気予報通りぐずついた日が続き、気温も平年に比べると低い毎日となっています。そんなことも影響しているのでしょうか、尾瀬ヶ原への登山道も意外と空いています。ですからニッコウキスゲが咲き始めた尾瀬ヶ原でも同様で、撮影者としてはひんしゅくを買うことも少なく、のんびりと撮影を楽しむことができています。それにしてもこの天気はいったいいつまで続き、待望の梅雨明けはいつになるのでしょうか・・・

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キヌガサソウ

2019年7月13日

写真のキヌガサソウは三平峠を尾瀬沼方面に下り、冬路沢の階段横で撮影しました。ここは毎年このキヌガサソウの撮影地と決めていますが、今年は気がつけばまだ一度も尾瀬沼を訪ねていませんでした。そんなことから今年の咲き具合はどうなのか、もし逃してしまうと燧ケ岳に登らなければ撮影できなくなる、などと行けないだけに気にかかってしまいます。そういえば以前奥飛騨の天生高原で、キヌガサソウの大群生地に出会い・・・

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小暑過ぎても

2019年7月12日

二十四節気の小暑と七夕が重なりましたが、今年の梅雨は生真面目らしくしっかりとぐずついています。こうした天候は白駒池のコケの森では願ってない条件で、写真と4K動画撮影にも力が入ります。しかし、撮影地を尾瀬に転じてみますと、せっかく登山解禁となった至仏山に登ることができず、花々の開花状況を考えるといささか気持ちが焦ります。雨の似合う場所、晴天で迎えたい朝と身勝手なことを言っていると・・・

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