伊豆山稜線歩道は大曲茶屋から持越鉱山までの北コースと、持越鉱山から天城峠までの南コースに分かれているようです。所要時間は北コースが約5時間、南コースが約7時間とガイドマップに示されています。そして私が歩いているのは仁科峠から後藤峠、猫越岳、猫越峠、そしてツゲ峠までです。この間、特に後藤峠から猫越峠間は登山道が狭くアセビが至る所でトンネルを作り、槍ヶ岳にジッツオの三脚を着けてる私にはありがたくない道で・・・
真っ直ぐに伸びたスタイルの良いブナはほとんどなく、コケブナの多くは枝分かれをしているために、歩いている視線(目線)で撮影することもありますが、意外とブナの真下から上を見上げての撮影する場合が多くあります。そんなことからキャノンEOS 5D4ならば11-24mmF4.0,16-35mmF2.8などのレンズ、GH5では7-14mmF2.8レンズを積極的に使います。ジッツオの大型三脚の脚を伸ばして見上げる世界は・・・
今回は天城山系のブナの新緑を堪能することができ、収穫も多かった撮影行でした。これから天城のコケブナの森は、日々その色を濃くして緑の森に変貌していくのでしょうから、次の撮影のイメージを描かなければなりません。それにつけても、足しげく通えば通うたびにその奥深さに頭を抱え込み、時として撮影そのものが停滞してしまう・・・
霧雨に煙る伊豆山稜線歩道を歩き、半年ぶりに千手観音に会いに行って来ました。幸に芽吹いたばかりの姿に対面して、GH5で写真と4K撮影を心行くまで堪能できましたし、キビタキの雄も偶然ですが撮影できました。天城山系はまもなくアマギシャクナゲの季節を迎えますが、ここ手引頭を訪れる人はおそらく疎らでしょうから、また静かなコケブナの森の撮影ができると思うと・・・(アナグマには逃げられました)
群馬テレビ「時空を超えた美しき尾瀬」(2015年元旦放送)、「ぐんま発 生命の水脈」(2016年元旦放送)、NHK総合「絵葉書にない尾瀬」(2018年元旦放送)、NHK BS4K「絵葉書にない尾瀬」(2019年1月2日放送)などで、タイムラプス動画をふんだんに紹介した関係でしょうか、多くの方から質問をお受けしています。その際には基本的に2秒に1カット、トータルで600カット撮影してソフトで仕上げていますとお答えしています。写真は赤城自然園セゾンガーデンでの撮影ですが、当然600カット撮影を・・・
大型連休の渋滞、混雑を避けてふたたび天城山系を訪ねてみました。相変わらず他の人には会うこともなく、いつものように静けさの中での贅沢な撮影行でした。写真は先日紹介したコケブナが元気だった2010年6月12日に、発売直前のPENTAX645Dにて撮影したもので、新宿のペンタックスフォーラム(当時)で写真展を開催していただきました。その後右側の幹が折れてしまい遂に・・・
ボタンの仲間のヤマシャクヤクは漢字で山芍薬と書くようですが、今年も見頃を迎えていましたから腰を低くして、三脚もローアングルにセットして朝の光の中で撮影して見ました。この山芍薬でrすが、午後になったら上部のコナラ林から西側を向いて、斜光、あるいは逆光を活用しての撮影がお勧めとなります。ヤマシャクヤクの花はこの場所だけではなく、園内の随所に咲いていますから・・・
大型連休で賑わう赤城自然園を歩いてみましたら、シャクナゲやツツジの仲間の響宴に加えて樹々の若葉、特にカエデの仲間が眩しく輝いていました。写真はお茶処のカエデを北側から広角レンズで撮影していますが、いのちの輝きと木々のたくましさを感じました。そんなことから足下の花々だけでなく、少し視線を高くして森を眺めて見ますと・・・
大型連休中スキーやスノボー、登山で賑わっている至仏山は、植生の保護や土壌の流失などの理由で、7日からおおむね6月いっぱい入山が禁止されます。そして登山が解禁になるのは7月1日の予定です。
テレビのロケを含めて丸山、手引頭などの撮影で、他の撮影者や登山者に会ったことはありません。それは天城縦走路、伊豆山稜線歩道から外れて獣道、さらに道なき森の中に入り込んでいるからだろうと思います。そんな撮影地ですから一度山霧が濃く立ちこめると、慣れたつもりでも迷うこともあります。しかし森の魅力は訪れるやびに増すばかりですから、もうしばらくは足繁く通うことになると思います。肌寒い霧が終日消えなかった天城・・・
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