自然写真家 新井人の世界

徒然なるままに

淡雪

2019年4月12日

休むことなく深々と降り続き十数センチ積もった春の雪は、暖かな日差しに照らされてその名の如し消えさろうとしています。そんなことから多くの植物たちは堰を切ったように春を急ぎ、こぞって花を咲かせようとしています。こうした陽春の森を眺めると、これからはしばらくの間は日参して写真と4K撮影に・・・

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重い雪

2019年4月11日

県北部の山間部どころか当地も季節外れの雪が降り続き、赤城自然園ではカタクリやアカヤシオが湿った重い雪に耐えていました。また開園日にも関わらず入園者も疎らで、千載一遇のチャンスと訪れたのはカメラマン氏ぐらいでした。そんな春の雪で気にかかるのは、蕾が膨らみ花開き湿った雪を一身に受け止めている枝がその重みに耐えられるかで・・・

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震えて

2019年4月10日

また雪だよと、県北の山間部に住む友人からメールが届きましたから、早速環境省が尾瀬沼に設置しているカメラを見ましたら、視界がまったく効かないほどの降りかたでした。もちろん尾瀬の雪どけにブレーキがかかることは歓迎ですが、当地の標高の高い所でも時ならぬ春の雪に花開いた植物たちが震えて、季節の歩みが止まってしまったのには少し驚きました。過去にもアカヤシオの見頃の季節や、カタクリが咲き揃った時に春の雪が降り積もり・・・

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シーズン近し

2019年4月9日

大清水、鳩待峠への除雪作業が進み、19日(金)に大清水休憩所、鳩待休憩所がそれぞれオープンし、いよいよ尾瀬シーズンのスタートとなります。また大清水湿原では27日(土)からミズバショウ祭りが開かれます。同湿原はかつてミズバショウの群生地でしたが、ニホンジカの食害により壊滅的な被害を受けてしまったために、地主の東京電力が復活しようとクラウドファンデングで協力者を募り、ミズバショウの苗を植えましたから・・・

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カタクリ

2019年4月8日

赤城自然園フォトコンテストの表彰式に出席した際に、園内をブラブラと歩いてみましたらそこかしこにカタクリが咲き、アカヤシオの花もほころび始めていました。土曜日とあって花の季節を待ちかねていた来園者も多く、立ち止まってはスマホやデジタルカメラに納めていました。このカタクリは間もなく「カタクリの林」の林床を、その桃色で埋め尽くすでしょうから、そんな光景を今年も楽しみに撮影したいと・・・

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サルオガセ

2019年4月7日

霧がかかり易い場所で見られるサルオガセは、以前佐久と諏訪を結ぶ国道299号線麦草峠を、茅野市側に下ったカラマツ林にたくさん見られますと、本欄でも紹介した記憶があります。ところが八ヶ岳の帰路に立ち寄った八千穂高原で、これまでに見たことのないような立派なサルオガセに会いました。そこはやはり植林したカラマツ人工林でしたが、これまでに見たことのない素晴らしいサルオガセに、いささか興奮しながら写真と4K撮影を・・・

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桜咲いて

2019年4月6日

東京の桜からはだいぶ遅れましたが、当地もやっと桜が咲き始め陽春の光が降り注いでいます。この桜前線は利根や吾妻の山野を巡り、テレビや新聞などが津軽海峡を渡ったと伝える頃に、片品村の天王桜が山里に春を運びます。さらに季節が進と残雪の森や渓谷にオオヤマザクラが咲き、花の季節は尾瀬ヶ原のミズバショウへなどへと移り変わっていきます。そんなことから弾む心に・・・

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春の森で

2019年4月5日

寒暖差にも負けじといくつもの花が開いて、一見冬枯れ模様の雑木林の中も活気が溢れて来ました。写真はキクザキイチゲですけれど、雪国や東北地方などに比べると茎がややか細く、花の色も少し淡い感じがします。それでも光の中で落ち葉を持ち上げて咲く姿には、やはり強い生命力を感じてしまいます。無防備のまま天候に身を委ねて凛として咲く多くの植物、それは生きとし生けるものの・・・

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2020年を見据えてなのか分かりませんが、各社からミラーレス機が発売されていて業界も活気付いているようです。かく言う私もGH5とGH5Sを、どちらかと言えば4K動画優先で使っています。そしてEOS 5D-4は写真撮影優先機として、これまた有効に活用しています。しかし近未来を見れば出遅れ感の強いC社、N社も、やはり流れはミラーレスに舵をとるのではないかと思います。ただ両社ともに肝心なレンズがまだまだ不揃いですから・・・

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古いマクロで

2019年4月3日

シュンランが咲いているとの情報をいただいたから、寒の戻りで光の中に北風が冷たい赤城自然園で、EOS 5DMark4にEF180mm F3.5L マクロUSMを着けて撮影をしてみました。その時にあらためて感じたのですが、この180mmレンズは今時のレンズとは違い、防塵、防滴、さらにIS(手ブレ補正)機能がありません。私は基本三脚を使用しますからISについては一歩譲るとしても、防塵、防滴でないのは非常に不満があります。ちなみにこのレンズは2002年の発売と古い設計のままで、未だに改良されません。いくら多くは販売されないレンズとはいえ・・・

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