自然写真家 新井人の世界

徒然なるままに

乱舞

2018年7月27日

これまでは訪ねたことのない池にいってみましたら、予想を反して多くのホタルが飛び交わっていましたから、嬉しい誤算と撮影を満喫することができました。撮影時間帯は暮色時にカメラをセットして、おおよそ5~6mにピントを固定してテープで止め、ズームも16mでテープ固定、さらにレンズを曇防止のレンズヒータを巻き付けて、ISO2,500,絞りF2.8、B、20秒のインターバル撮影ですから、おおむね星空撮影と同じ方法です。この夜は連日の猛暑の影響なのか、蚊にも悩まされないで撮影ができ・・・

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避難小屋

2018年7月26日

利根川源流撮影の基地となるのが、丹後山(1,809m)に建つ鉄骨二階建ての避難小屋(1,808m)です。ここは天水タンク、トイレもあり、無人とはいえ快適な避難小屋です。写真はその避難小屋を、丹後山山頂から撮影したものです。その避難小屋ですが、大水上山はもちろん兎岳、中ノ岳などの登山者も利用していますから・・・

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クルマユリ

2018年7月25日

丹後山の避難小屋から稜線の笹を分けながら進むと、写真のクルマユリ、センジュガンピなどの植物に出会います。また群馬県側の斜面に目をやると、至るところにコバイケイソウの小さな群生地がたくさん見られます。そんなことから大水上山までの約30~40分の稜線歩きは飽きることもなく、楽しいコースとも言えます。ただこうした植物を目にするとどうしても撮影したくなってしまいますから、はやる気持ちとは裏腹に時間がかかってしまいます。大河利根川の最初の一滴を求めての・・・

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やはり水不足か

2018年7月24日

小雪と空梅雨、しかも記録的に早い梅雨明けでしたから、多くの人が夏の水不足を予想していたでしょうが、どうやらその予想が的中しそうな雰囲気です。暦の上では昨日が大暑でしたが、暦通りというのか危険な猛暑日でしたし、この先もまとまった雨は望めないようですから、新聞、TVなどのメディアが渇水のニュースを流す日も秒読みになったように感じます。そんな中頭の中に浮かんで来たのは2015年7月に3度目の訪問をした、坂東太郎こと利根川の源流の大水上山の姿です。果たして今年はどんな表情を・・・

 

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レンゲショウマ

2018年7月23日

レンゲショウマは漢字ですと蓮華升麻と書くようで、夏の森の貴婦人とも呼ばれているようです。そのレンゲショウマが赤城自然園の森の中で咲き始め、多くの方が待ち焦がれていたかのように訪ねています。それにしてもこの花は下向きに咲くために、花の表情を撮影するにはかなりのローアングルが定番となり、けして撮影し易い被写体とは言えません。しかしうつむき加減に咲く姿はいかにも控え目な日本人的で?、個人的には好感が持てますから・・・

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ホタル

2018年7月22日

猛暑続きのこの季節になりますと、赤城西麓の里山にもホタルの季節が巡って来ます。撮影は基本的には星空撮影と変わらず、インターバル撮影したカットを比較明合成ソフトで仕上げます。ただいわゆるホタルの名所と呼ばれている場所とは違い、飛び交う数は乱舞するとは言えずに撮影時間が若干長くなってしまいます。その間梢を揺らして流れてくる風に身を任せて、日中の暑さの疲れを・・・

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アサギマダラ

2018年7月21日

旅する謎の蝶として知られているアサギマダラは、猛暑のこの季節は高所の涼しい場所で過ごしているのしょう。そんなことから、東北地方や関東の山や高原でよく目にします。個人的に一番南は6月の屋久島でした。そのアサギマダラの幼虫がいるとの連絡を再度もらい、赤城山麓の里山に出かけて行って見たところ、すでにサナギになっていて幼虫の撮影はできませんでした。それにしても初めて見るサナギには感動してしまい、ド素人ながら羽化を撮影して見たいものだと、無謀にも近い・・・

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せみしぐれ

2018年7月20日

蝉時雨と聞くと藤沢周平さんの時代小説を思い浮かべますが、今回のせみしぐれは某里山での出来事です。最近の田舎ではアブラゼミやミンミンゼミが激減していて、むしろ都会の方が賑やかなように感じています。しかしコナラやクヌギなどの里山では、夕刻になりますとかなりの数のヒグラシ?の大合唱(大合奏)が、森に降り注ぐようにしみ渡ります。その音は撮影時に消音できないGH5に正確に録音されますが、OFF機能のあるEOS 5D-4では・・・

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羨ましい

2018年7月19日

多治見で40.7度、渋川のカインズ駐車場でランクルの温度計が39度と連日暑い、クソ暑い、猛暑、酷暑、厳暑、危険な暑さ・・・などと口走っていますと、木々にか揉まれた涼しいそうな池をのんびりと泳ぐカモの姿を、羨ましく眺めてしまうのは私だけでしょうか。間もなく夏休みになり元気な子どさんたちの歓声が森にも響き、一段と長い夏を実感することのなりますから、一日でも多く暑さを和らげてくれる森に足を運び、体調を崩さないように務めたいと・・・

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振り回されて

2018年7月18日

旅する謎の蝶アサギマダラのサナギがあるとの電話に、マサカと半信半疑でランクルに乗り込み駆けつけてみたところ、すでに羽化してしまい幻の姿は幻で終わってしまいました。しかし、まだ他に幼虫がいるとのことでしたから、今度こそは蛹化(ようか)する姿をインターバル撮影したいと行き混んで約13時間ほど粘りましたものの、ド素人の悲しさか願いは叶いませんでした。そんなことから振り回された一日でしたが、負け惜しみを言いますと・・・

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