自然写真家 新井人の世界

徒然なるままに

寄り道も

2018年6月7日

岐阜県白川村、いわゆる白川郷までは関越道、北陸道、東海北陸道を乗り継いで片道400㎞の距離ですが、時間的に余裕がある場合は関越道、上信越道、そして長野自動車道を走り、松本ICから青春時代の思い出が詰まっている懐かしい道国道158号線を利用しています。それにはいくつかの理由があり、そのひとつが乗鞍高原での撮影です。もちろんマイカー規制のために山頂には行けませんが、三本滝など被写体には事欠きません。次に安房峠越えの道を走りながら沿線の風景を眺めて、平湯大滝を撮影し旧道を平湯峠に登り展望を楽しむことです。こうした道を走りますと、高速道路ではけして味わえない・・・

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残念

2018年6月6日

白川村からの国道360号線が通行できなくても、飛騨市側からならば入れるものとたかをくくっていましたら、災害により7月下旬までは通行できないことが分かりました。ちなみに白川村からは9月下旬になるとのことです。そんなことから楽しみにしていた天生湿原や天生の森を訪ねることができなくなり、残念な思いをしています。こうなれば仕方がありませんから、秋の天生高原を楽しみにするしか・・・

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雨の中で

2018年6月5日

以前ドリンクタイムの勢いで撮影期間を一年と限って・雨の尾瀬・と題する写真展を開催したことがありますが、この時は天気予報で雨を狙って入山したのにもかかわらず、なかなか恵みの雨が降ってくれずに随分と泣かされた経験があります。それ以来雨の尾瀬に強く惹かれて、尾瀬は雨の似合う場所と撮影を続行しています。もちろん雨の中での撮影作業は煩わしさが多く、歩くこともけして快適ではありませんが、雨が洗い流してくれる空気中の塵や天水を浴びて喜ぶ植物など、生きとし生けるものの命の輝きの世界を撮影できることは、何者にも代えがたい・・・

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鳩待通り

2018年6月4日

尾瀬入山者の半数以上が鳩待峠から尾瀬ヶ原に入ると言われるだけあって、この通りはシーズンを通じて人通りが多くてなかなか撮影が難しいのですが、途切れるタイムングを狙って鳩待沢近くでムラサキヤシオを、テンマ沢でサンカヨウをそれぞれ撮影しました。いずれもパナソニックGH5+オリンパスZUIKO40-150mmF2.8 PROでの撮影です。この通りにはオオカメノキ(ムシカリ)、エンレイソウ、ミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)、オオバキスミレ、シラネアオイ、コヨウラクツツジ、アズマシャクナゲ、ウスバサイシン、もちろんテンマ沢湿原にはミズバショウの群生し、コバイケイソウも多く咲きますから・・・

 

 

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東電小屋から

2018年6月3日

前日の雨が上がり夜明け直前から湿原に靄が動き出しましたから、これはタイムラプス動画に持ってこいとGH5にZUIKO 12-40mm F2.8PROを着けて、いつものように2秒間隔で600カット(RAW +JPEG同時記録ですから1,200カット)の撮影をしました。そしてしばらくはZUIKO40-150mmF2.8PROに交換したりして4K撮影をしましたが、雨上がりの情景があまりにも変化に富んでいましたから、再度ZUIKO 12-40mm F2.8PROを着けてインターバル撮影をすることができました。つまりこの朝はタイムラプス動画2シーンを作ることができて・・・

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ひっそりと

2018年6月2日

燧裏林道に続く段吉新道は、温泉小屋初代星段吉さん夫妻が切り拓いた道として、多くの登山者に親しまれています。しかし山ノ鼻~鳩待峠のような賑わいはなく、静かな山道といった趣が魅力的な登山道です。その段吉新道沿いのブナの原生林の林床には、写真のツバメオモトやサンカヨウ、ミヤマエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)が、そして新緑の森にはタムシバやオオカメノキ、さらにムラサキヤシオなどが花を揺らしていますから、尾瀬ヶ原とは一味違った被写体には事欠くことがなく毎年訪れています。この朝は夜更けまでの雨が上がり足元こそ滑りましたが・・・

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緑の中で

2018年6月1日

超アナログ人間ですからパソコン音痴だと、胸を張っていることを自慢しています。ですからデジタルカメラで表現し難い色のひとつが緑色だと、個人的には思っています。しかし緑の森は理屈抜きで気持ちが良く、一年で一番好きな季節です。そんなことから、各地の森の今が気に掛かり情報を収集していますが、かつて友人に・走る写真家・と揶揄されていた頃とは違い、ホテルランクルで飛び回って撮影をすることできません。したがってジレンマに陥ることもありますが、緑の森は今年だけではなく・・・

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おひさしぶり

2018年5月31日

赤城自然園のH/Pではアサギマダラの姿を見ていましたが、自分の目で確認をしたのは今年初めてでした。ただ明るいナショナルGH5にオリンパスズイコーED12-40mmF2.8PROを着けていただけでしたから、アサギマダを大きく撮影することができずに単なる現場証拠写真になってしまいました。この個体ですが、あくまで素人の想像ですと赤城自然園で生まれたのではないかと思いますがいかがでしょうか。いずれにしても、ロマンと神秘に満ちた蝶に出会えたことは大きな喜びであり感動でした。現在のところフジバカマも順調のようですから、初秋になってかつてのように数千頭のアサギマダラが乱舞する姿をぜひ・・・

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木洩れ陽の

2018年5月30日

行き交う人々が異口同音に・今日は暑いですね・と、あいさつを交わすだけあって、森から一歩外に出て陽の光を直接受けるとさすがに暑い日でした。今年は春先から異常に暖かい(暑い)日が続いていましたから、それなりに体も慣れていたはずなのにやはり暑いの言葉を漏らしてしまいました。そして早足で緑陰を求めて森の中に逃げ込み、あらためて森のありがたさに感謝をしながら、木漏れ陽が射し込む情景をいくつか撮影しました。カメラはE0S 5D-4+24-70mmF2.8 Lですが、こうした条件下ですと、写真よりもやはり4K動画の方が雰囲気が伝わるような・・・

 

 

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さわやかに

2018年5月29日

日々緑を濃くする赤城自然園を歩いていますと、北からの乾燥した風が樹々の梢を揺らしながら心地良く、なんとも爽やかな季節となりました。今の森は春のような目立った花こそ少なくはなりましたが、それでも林床には可憐な花々が切間なく咲き、小鳥たちのさえずりも絶え間なく響いていますから森の息吹に包まれてしまいます。そんなことから、撮影を忘れてのんびりとした時間を過ごせばいいのですが、現実はそれを許してくれませんからいつものように4K動画と写真撮影をすることになってしまいます。ですからおしゃべりをしながら楽しそうに行き交う人たちに会うと・・・

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