連日の暖かさ、いや暑さにたくさんの植物たちが冬から目覚めて、それぞれ個性的な花を咲かせています。キンポウゲ科のキクザキイチゲも森の中で、春風に身を任せて揺れながら可憐な花を見せてくれています。このキクザキイチゲは東北地方ではほとんどが青紫色ですが、赤城山麓では白い色の花も多く見られます。ひとつの森の中、しかも数メートルしか離れていない環境の中ですが、青紫色と白い花とが・・・
昨日カモシカの角が生え変わる季節ではと書いてしまいましたら、カモシカは偶蹄類で牛の仲間だから角は生え変わらないと、親切に教えていただきました。ありがとうございました。元より浅学非才の身ですから、今後もご指摘をいただければありがたいと思います。
赤城自然園からの帰路にふと目をやると、ホトケノザが萌え始めた畑の中にカモシカらしき姿が見えましたから、GH5に100-400mmF4.0-6.3を着けて手持ち撮影をしてみました。35mm換算ですと400-800mmに相当するレンズですから、夢のような時代を感じました。そして帰宅後にPCに取り込んで見ましたら、何と角が一本しかありません。これはもしかすると生え変る季節なのでしょうか、それとも・・・写真はいずれも400mm(800mm)で撮影。
まだ芽吹き前の森の中は、どこにいても陽光が眩しく降り注いでくれますから、紫外線でお肌が痛めつけられないようにとだろうか、ご婦人の中にはひさしの大きな帽子を被って散策をしている方もいました。そのご婦人、正確にはご婦人の仲間の方にアオイスミレを教えていただきました。写真でも分かるように葉の形が葵の形をしていますから、なるほどと納得できました。それにしても森の中で教えられることの多いこと・・・
ラムダの双六岳にGH5+GH5S+M,ZUIKO7-14mmF2.8+12-40mmf2.8+40-150mmF2.8を詰め込み、GITZO・G1548三脚(4.0Kg)を持ち、特別開園日の赤城自然園をのんびりと歩いてみましたが、陽春の陽射しが降り注いですっかり汗を掻いてしまいました。そして感じました、この重量で息が上がるようでは槍ヶ岳にEOS5D-4フル装備をしたら、残雪の尾瀬はとても歩けるものではないと・・・冬用登山靴+アイゼンも加わり・・・情けなや・・・
御上りさんの帰路で偶然尾瀬の関係者と会いましたから、今年の尾瀬を占ってもらいましたら異口同音、今年は残雪が少なく雪解けの季節が気がかりとのことでした。私も尾瀬沼のライブカメラなどから少なからず不安を感じていましたから、やはりの思いを共有しました。山小屋の人たちが乗っ込むまで一月を切りました。もちろんこれからも雪は降るでしょが、これからの雪は消えるスピードが速くて布団の役には立ちませんから・・・
年々遠退く都ですが、某編集者からの再三の誘いに断りきれず重い腰を上げて、平日はたった2本となってしまった貴重な特急(草津号)で上京し、明るいうちから再会を祝して乾杯です。氏曰く・赤城の田舎に籠っているとボケ老人になってしまうぞ・確かにお説ごもっともで、すでにその一歩を踏み出しているかもしれません。しかし、澄んだ空気と旨い水に恵まれた今の暮らしは最高に・・・
彼岸休みとはこじ付けですが、少し休みをとりました。正直なところ休みたくはなかったのですが、仕方なしに休まされてしまいました。で、近くをドライブして見ましたら、名残の雪の中にいくつもの春を見つけて、あらためて春の訪れを実感しました。それから近くの赤城自然でも、4月1日からいよいよ今年の開園がスタートしますから、季節の花々や集う生き物たちに出会うことが、今から楽しみで・・・
日の出の時刻が5時代になり、自然と布団から出る時間も早くなりました。つまり、いま現在の私には・春眠暁を覚えず・は当たりません。そんなことから新聞受けから朝刊を出して、ついでにお犬様のご機嫌伺いに行ってみましたら、なんと、飲み水に薄氷が張っていました。先日までの初夏のような陽気が一転して、まるで冬日のような朝にはいささか驚かされましたが、考えてみれば春の彼岸ですから・・・
決して広くはない耕作地をお犬様をお供に訪ねて見ましたら、あちこちにオオイヌノフグリ、ナズナ(ペンペングサ)、ホトケノザなどが咲き出していました。見上げた空は春霞だけではなくスギの花粉、PM2.5?、黄砂???などで、かつて頻繁に報道されていた光化学スモッグの空のようでした。ですから当然望めるはずの谷川岳や、上州武尊山の姿はそこには見られませんでした。幸いにして今の所花粉症ではないから・・・
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