春の暖かさを飛び越えて初夏のような気温で、いつものラムダを背負って赤城自然園内を歩きましたら、全身が火照り出す有様で久し振りに汗をかいてしまいました。こうしたことは私だけではなくて、サポーター会員で訪れていた多くの方々にも見られ、顔を合わせると暑いですねと皆挨拶を交わしていました。しかし週半ばからは気温が下がり、平年並みの気温に戻りそうですから・・・
五節句のうちのひとつで、女の子の成長を願うひな祭りでもあります。そして七十二候・草木萌え動く・季節です。確かに光に春を感じ、日照時間にも春を感じることができるようになりましたし、お犬様との散策路でも新たな生命の息吹を感じることができるようにもなりました。また上毛新聞では各地でフクジュソウの開花のニュースが報じられています。待ちに待った春・・・
今では希少価値?絶滅危惧種とも言える在来特急に、新前橋から乗車して花の都に行って来ました。かつては渋川駅からも上野行きの特急があったのですが、JRが新幹線オンリーに仕組んだためか新前橋で乗り換え、さらにすべて座席指定とまことに親切な列車です。そして帰路の上越新幹線は最近お馴染みになった設備の事故、加えて強風による北陸新幹線の乱れとかで、その恩恵を受けてか初めて「はくたか」に乗車することができました。これはやはり・・・
弥生三月になり南からの風が吹くようになっても、ブナの森の装いは硬く冬のままなのです。しかし目を凝らして眺めてみると、梢の周りがほんの僅かに赤みを増したようにも見えなくもありません。だからと言って芽鱗に顕著な動きを確認できるわけではありませんが、レンズ越しに覗いている私には春の兆しを感じてしまうような、もしかすると春を待つ心が生み出した錯覚なのかもしれませんが。何れにしても・・・
月日の経つのは早いものでもう3月です。この冬はとことん天候に見放されてしまい、どこに行っても予定の撮影がでまったくきませんでした。自然相手ですから思うようにならないことは、三十数年間で繰り返し経験しているのですが、この冬ほど外れてしまったことは記憶にありません。そんな愚痴じみたことを申していても季節の移ろいは・・・
ひとくちに八甲田山麓と呼んでいますが、いわゆる陸奥湾に面した青森市側と南の十和田市側では雪の質がまったく違います。つまり青森市側の雪は陸奥湾の湿った空気の影響受けて湿って重く、十和田市側の雪は乾燥して軽いのです。新田次郎の名著「八甲田山死の彷徨」の舞台は、その湿った雪の中での出来事を描いています。それにしても見上げる空には、風が作り出した不思議な光景が・・・
天候に恵まれない中ふと大岳に眼をやると、雲の動きが早く山頂が見え隠れをしていましたから、チャンスとばかりGH5と5D-4を取り出して、各カメラ600カットのインターバル撮影をしました。目的はもちろん4Kタイムラプス映像の制作です。デジタルカメラ時代になり写真撮影、動画撮影、そしてタイムラプスと表現手法は増えましたが・・・
除雪の行き届いた道路は走り易くて快適なドライブができますものの、ランクルの背丈の二倍をはるかに超える雪の壁は硬くて、持参した小型スコップではまったく歯が立たなくて随分と難儀しましたが、壁に何とか階段をつけて撮影したのが地獄沼と八甲田山です。それにつけても沿線の壁を克服するには、その都度悪戦苦闘をしなければ成らず・・・
十和田湖畔の民宿で雪が降って欲しいと言うと、毎週末には雪でお客さんのキャンセルが出てしまい、もう降らなくていいと言われてしまいました。さらに新井さんがみえると雪は降りませんね、今度は週末にお願いしますとまで真顔で言われてしまいました。そんなことで今回も待望の雪は降ってくれずに、片道670キロの道のりが無駄にさえ・・・
冬場に訪れているブナの森の近くで、長く厳しい冬に耐えて春を待つダケカンバです。まもなく弥生三月とはいえ、この森には春の足音は遥か彼方でまだまだ届かず真冬そのものです。しかしこの季節の雪は心持ち湿って重く、季節の移ろいを感じないわけには行きません。それにしても5D-4×2,16-35mmF2,8,24-70mmF2,8,70-200mmF2,8レンズの入っている、ラムダのカメラザック槍ヶ岳は重く・・・
尾瀬
群馬
森林
赤城自然園
山河有情
テレビ放送のご案内
照紅葉
黄葉の森
放送日時の変更
緑の風と小鳥のさえずり
番組のご案内
番組のお知らせ
再放送のお知らせ