「砂の器」に引き続き、やはり松本清張の長編推理小説「ゼロの焦点」・1961年(松竹・野村芳太郎監督)作品と、2009年(東宝・犬童一心監督)作品をBlu-ray(TVの録画)で観てみました。二作品には半世紀近い年月が流れていますから、単純には比較できませんが、冬の能登地方を繰り返し訪れている者としては、やはり前作品にかつて裏日本(現在は差別用語)と呼ばれた、しかも戦後間もない能登半島の荒涼とした風景が・・・写真は舞台の一つヤセの断崖です。
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