関東甲信地域が梅雨入りをした5日、赤城自然園の春の開園が終わりました。天気予報ですと梅雨入りはしたものの、しばらくはまとまった雨は降らないとのことですが、園の生き物たちは天水を求めているに違いありません。それから予想どおり利根川水系の各ダムの貯水量は激減とか、恵みの雨を待ち望んでいますが果たして・・・
大霜の影響は顕著に現れ、ミズバショウやリュウキンかは元よりシラネアオイ、シナノキンバイなども精彩を失ってしまいました。そんな中を大江湿原に足を運んでみますと、やっと回復傾向にあるニッコウキスゲはまだ花芽をつけていなく、幸いにして救われていました。帰路三平峠下の沢を覗きこんでみましたら、キヌガサソウは霜の害にあわずに・・・
前日に燧が岳は雪でしたと、登山者から聞かされてある程度は予想はしていたものの、3時半に尾瀬沼山荘を出るなり身震いを感じながら、白くなりかけ滑る木道を撮影予定地に向かいました。そして5DMarkIIIとGH4でのインターバル撮影(各600枚)を行いましたが、この間にザックはもちろん三脚、レンズフードも白く化粧を・・・
天気の回復が遅れがちの中、新緑の三平峠を越えました。本来ならば新緑の森にオオカメノキ、ムラサキヤシオなどが、見事なコントラストを見せてくれる季節なのに、やはり今年はかなり季節が進んでいました。それでもいつもの場所でイチョウランを、ギリギリ撮影することができました。また峠を下りながら、はるかに大江湿原を望むこともできました。
お犬様の散歩コースから、はるかに谷川連峰を望むことができますが、今年はまだ一度も山頂に登っていません。そんな折に、梅雨前に登ろうとの誘いを受けましたが、あいにく体調がとお断りしました。しかし西黒尾根にはオゼソウが、ホソバヒナウスユキソウがなどとかつての光景が浮かびます。
いくらなんでも、まだ花の季節には早いだろう。これは友人の言葉ですが・・・
過去の経験やデータが役に立たない今年の尾瀬で、やはり気をもむのはワタスゲの花穂(白い綿毛)の撮影時期です。本来ならば今週中に様子を見に出かけたいところですが、諸般の事情でそれができず、山勘?で来週かと狙いをつけていますが、さて如何なものか・・・写真は一昨年の中田代です。
今年は湿原から目が離せません、それもハッチョウトンボなどとナガバノモウセンゴケの小宇宙がです。もちろんまだまだその季節ではありませんが、長年大判カメラ、中判カメラでの撮影を続けてきた者としては、今年の湿原は全くの別世界のように思えてなりません。さて、湿原で繰り返される食虫植物と、昆虫たちとの生存競争の姿をカメラに収めることができるでしょうか・・・
百花繚乱、開園から連日楽しませてくれた赤城自然園ですが、その春の開園も間もなく終了しようとしています。森の緑も日に日にその色を深めながら、初夏から夏への移ろいです。そして間もなく梅雨を迎えようとしています。ちなみに夏の開園は7月8日~8月28日ですが、雨音を聞きながらの森歩きの時も待ち遠しい・・・
ブログ・徒然なるままにが止まっていますが、お加減でも悪いのでしょうか?。とメールをいただきました。実は金曜日の夜から熱が出てしまいまして、未だ完全復帰に至っていないのが現状です。本人としましては今日にも撮影活動を再開したいのですが、もうしばらくは時間を要する気がします。そんなことで、ブログもあと数日は休ませていただきたいと思っています。写真は20日(金)に赤城自然園で撮影しましたオオヤマレンゲです。
至仏山荘でラジオ深夜便を聴いていると、何やら外が騒がしいのでカーテンを開けてみたら、ヘットライトを照らしながら数人のグループが休憩をしていました。そのいで立ちからカメラマングループと直ぐに判明。その後一行は朝靄が立ち始めた木道を、賑やかに尾瀬ヶ原方面に歩いて行きました。ひと遅れして私も山荘の外に出たら、数人のカメラマンにオハヨーと声をかけられましたが、さてカメラマンの目的地は・・・
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