八甲田山一帯も暖冬、小雪だったと聞いていますから、これまで蓄積してきたデータは役に立たないと思いますが、それでもある程度の光景は描いています。写真は城ケ倉温泉から黒石市に向かうR394「城ケ倉大橋」から渓谷を俯瞰撮影していますが、今年はどんな表情で迎えてくれるだろうか。それからあの蕎麦屋は営業しているだろうか・・・
昨年10月以来の津軽半島になるので、やはり十二湖に寄らずに北上するわけにはいきませんし、あの親父の宿に泊まらないわけにもいきません。そして海の幸をゲップが出るほどご馳走になりながら、津軽弁の会話に花を咲かせましょう。それにしても、津軽半島深浦町は日本海東北道などの開通で近くはなりましたが、やはり700㎞弱の距離がありますから・・・
男鹿半島寒風山の撮影でお世話になった友人から、最近さっぱり顔を見せないとお叱りを頂きましたから、すっかり重くなった腰をあげることにしました。で、男鹿半島まで行くのならばついでに津軽半島を廻り、お岩木山を眺めながら八甲田山、十和田湖畔にと通い慣れた?旅路を3泊4日の駆け足で巡って来ます。本来ならば下北半島のアオモリヒバ(ヒノキアスナロ)の原生林も訪ねたいのですが・・・
大型連休の後半に何故か人気の高いハンカチノキを、生憎の空模様の下撮影をしてみました。まだ旬の撮影時期ではありませんでしたが、それなりにハンカチがきれいで多くの来園者の方がカメラを向けていました。赤城自然園ではヤマツツジを始め多くのツツジの仲間が見頃を迎えて、特に原種園ではカラフルな花の競演と黄緑色のコナラの若葉とが絶妙なコントラストを見せています。そういえば昨日は立夏でした。
天気予報が見事に外れた尾瀬ヶ原は、薄陽こそ差し込むものの時折至仏山から吹き降ろす冷たい風が音を鳴らしていました。それでも、異様に勢力を拡大するヤチヤナギに尾瀬ヶ原の将来を憂いながらの木道歩きは、微かに汗さえ感じてしまう立夏間近な日和でした。そんな折、さえずりに目を凝らしてヤチヤナギの森?を眺めましたら、ノビタキの姿を見つけました。早速槍ヶ岳から100-400mm(200-800mm)を取り出して手持ちで撮影をしてみました。800mmの手持ち撮影・・・
いつものように、肌を刺すような雪解け水の流れに沿って咲くミズバショウの群落が、当然迎えてくれるものと思っていましたら、下ノ大堀川の水量はか細く水位がありません。それどころか湿原がかなり露出してミズバショウも咲き出していました。周辺の森を見渡しても残雪は見えませんし、ブナ、シラカバの芽吹きも感じられません。つまり晩秋の尾瀬にミズバショウが咲いたような光景で・・・
穀倉地帯の多くで、この大型連休を利用しての田植えが行われていますが、当地でも田に水が入り始めました。また拙宅でもツバメがマイホームのリホームに余念がありません。さらに五月晴れの空の下にブナ林に足を運べば、まばゆい透過色にいのちの輝きを感じます。そして今日は憲法記念日、明日はみどりの日、明後日5日はこどもの日(端午の節句)であり、立夏でもあります。新緑が青々と萌えるこの季節・・・
昨日は立春から数えて88日目の八十八夜でした。柔らかな緑の香りを運んでくれる心地よい風の中、森林浴で心身ともにリフレッシュするのがいいのですが、やはり写真家の悲しい性?でしょうか、どうしても撮影に没頭してしまいます。多くの人たちの癒しの場が、なぜか仕事場?職場?として三十有余年が経ちました。歩んで来た人生に結論を出すには早すぎますが、薫風の中ふと立ち止まりますと・・・
桜前線が津軽海峡を渡って、北の大地に到着したとの話を聞きましたから、大きなお節介とは承知しながらも弘前城辺りの桜の心配をしています。それから残雪のお岩木山と桜の光景はどうなんだろうか?やはり気がかりです。そんな津軽で桜の季節が過ぎるて、リンゴの白い花と岩木山の姿を撮影した日々のことが、なぜか懐かしく思い出されてしまいます。そういえばリンゴの木の下に広がったセイヨウタンポポの黄色い絨毯も・・・
様々な花々の饗宴と新緑の香りの森歩きは格別ですが、今年は山桜(の仲間)の当たり年でしょうか、連日晩春の風に桜が舞う姿はまるで桃源郷です。こうした一種の里山にはセンボンヤリ、ツバメオモト、チゴユリ、ヤマブキソウ、ユキザサ、クリンソウ、数こそ少ないものクマガイソウ・・・そういえばヤブレガサも立派に傘を(葉を)広げています。このまま時間が止まって欲しいものです。
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