自然写真家 新井人の世界

徒然なるままに

ミズバショウ

2021年5月28日

東京の緊急事態宣言が延期になってもミズバショウの季節だから、週末には首都圏から一定の入山者はあるでしょう。幸にして尾瀬ヶ原の随所でミズバショウが見頃を迎えたようなので、二年ぶりの尾瀬ヶ原の光景が見られるかもしれません。ちなみに尾瀬随一のビューポイントと言われている下ノ大堀よりは、竜宮十字路をアヤメ平方面に進んだ長沢尻辺りの方が、今年は見応えがあるようですから覗いてはいかがでしょうか。また、単体で狙うならば東電尾瀬橋近くの湿原などが・・・

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ノンビリと

2021年5月27日

白駒池周辺を散策する観光客の姿こそ少ないものの、にゅうや高見石、それから丸山などを目指す人たちはそこそこいるので、登山道では時折すれ違い挨拶を交わしたのが今回の撮影行でした。それにしても緑の森は奥が深くてなかなか手強い相手で、天候が良くても悪くなり雨模様になっても表情を変えて受け入れてくれますから、天候に左右されて撮影が停滞することはなさそうで、悩ませながらも楽しみの多い被写体になってくれる感触は嬉しく・・・

 

 

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白駒池の森

2021年5月26日

緊急事態宣言、まん延防止等重点措置などの影響で、普段では見られない白駒池周辺はどこまでも静かなたたずまいに包まれていました。そんなことから観光バスから吐き出される団体客に気遣いすることなく、森の中をゆっくりと歩きながら撮影を満喫することが出来ました。しかし、二作目のプレッシャーが頭から離れずに、いかに撮影をしてまとめるのかと悩み迷う一日でしたから、しばらくは足を運びながら模索する日々が続くだろうと・・・

 

 

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オオヤマレンゲ

2021年5月25日

今年は例年になく蕾をたくさん着けていますと紹介したところ、多くの方から照会のメール等をいただきましたから、11時過ぎに赤城自然園を訪ねてみましたら多くのカメラマンが、今か今かと時計を見ながら花の開きを待っていました。私もその仲間に入れてもらい数カット撮影はしましたものの、花の開き具合や花の形、さらに光とのバランスなどの条件が整わずに、次回に望みを託す形になってしまいました。このオオヤマレンゲのことを森の貴婦人と呼ぶ人もいますが・・・

 

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花を求めて

2021年5月24日

せっかくの晴れ間を活かそうと日曜日なのに赤城自然園を訪ねたところ、ご同輩の多さに驚きながらも見頃を迎えているクリンソウなどを撮影しました。そしてやはりこの時期の人気者と言われているオオヤマレンゲを訪ねたところ、こちらは人溜まりほどには花を開いてはなく数日早い印象を持ちました。だだし、園の方の説明通り花付きが多いから来週あたりが楽しみ感じました。幸にして天気予報もまずまずのようですから2,3日通いながらチャンスを待ち・・・

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ぐずついて

2021年5月23日

連日梅雨空のような陽気が続いているのに、まだ気象庁から梅雨入り宣言の発表はありませんから、関東地方の梅雨入りは例年並みになるのでしょうか。もっとも季節の移ろいは気象庁の発表とは関係なく、着実に夏に向かって進み緑色が濃くなっています。こんな季節鳥海山のような独立峰では垂直移動することで、標高差による季節の顔を実感することが出来ます。マンボウが被ってしまいこれまでのように出かけることに躊躇が生まれ、自由に動けない・・・

 

 

 

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尾瀬

2021年5月22日

コロナ禍の影響で通年より遅れて小屋明けをした山小屋も、ミズバショウシーズンを迎えて本格的に営業を始めたと、すでに数回尾瀬ヶ原に入っていた友人から情報が入りました。写真は四十数年間眺め親しんで来た東電小屋からの朝の風景で、この変わらぬ世界に会える日もあと数日になって来ました。情報によると梅雨空のような日が続いている関係で、毎年心配させられる晩霜の被害も少なく白いミズバショウに会えそうですから、間もなく訪れる尾瀬に膨らむ期待に・・・

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小満

2021年5月21日

すっかり陽気が良くなり山野の草木も実をつけ始める頃で、立夏から数えて16日目に当たる今日は二十四節気の小満です。近くの田では昨年秋に植えた麦が見事な麦秋に染まり、刈り取りを待っている風景が梅雨空の下で目を引きます。赤城自然園でも森の色が黄緑から緑色へと移り、見上げる空の色が見えにくくなっています。そう言えば早くも優雅に舞うアサギマダラの姿を数頭見つけましたから、背丈を伸ばしたクサタチバナの葉に卵を生みつけてくれないかと・・・

 

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雨が似合う

2021年5月20日

森の撮影をしていて雨が似合うと感じたのは、かれこれ20年程前になるような記憶があります。それからは下北半島のアオモリトドマツ(ヒノキアスナロ)、十和田・八甲田、そして鳥海山麓のブナの森、さらに天城山系、大台ヶ原の西大台のコケの森などもです。ただ撮影そのものは機材、特にレンズの前玉が雨に濡れないようにと工夫するなど、晴天に比べて煩わしい作業と感じたのも正直なところです。関東地方の梅雨入れこそ発表されないものの・・・

 

 

 

 

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コケの森

2021年5月19日

マンボウの指定を受ける前にと慌ただしく北八ヶ岳麦草峠を目指し、周辺のコケの森を散策して見ましたものの、第二作の撮影のプレシャーが強くて課題だらけのロケハンになってしまいました。特にこれまでのコケの森の風景に加えて、マクロレンズによるコケたちの表情を表現することは、大きな風景撮影で長年暮らしてきた者には大きなハードルなので、マクロレンズの初歩から学びながら試行錯誤の・・・

 

 

 

 

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