自然写真家 新井人の世界

徒然なるままに

つるべ落とし

2020年10月18日

なかなか姿を見せていなかった至仏山でしたが、誰が名付けたのか通称イモリ池にて撮影をしようとした時に、急速に雲が流れてその美しい山容を見せてくれました。そんなことからイモリ池での撮影は取り止めて、至仏山の全容が見える地点まで急ぎ足で移動しました。しかし、つるべ落としのスピードは思ったより速くて、RAW+HIF840枚インタバル撮影するのが限界でした。もちろんインターバル撮影したRAW840枚は、LRタイムラプス+ライトルームで8Kタイムラプス動画に・・・

 

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駆け抜ける秋

2020年10月17日

9月にも尾瀬ヶ原を歩きましたから、ある程度は季節の移ろいを予測していましたものの、尾瀬の秋のスピードは速くて驚き戸惑いました。山小屋が閉まっても鳩待峠までの道路が空いている限り入山は可能ですが、やはり山小屋に宿泊して夜明けの撮影ができることがベストです。そう思うと許された日数は指折り数えるほどですから、限られた、許された時間の中で少しでも多くの表情を収めたいと気持ちは焦るのに、写真+4K動画を撮影していますと・・・

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読めない天候

2020年10月16日

尾瀬ヶ原の多くは群馬県片品村ですが、天気予報ですと新潟県魚沼市辺りの的中率が高いように思います。この日は片品村、水上町、福島県檜枝岐村、そして新潟県魚沼市共に大方曇りで、場所によっては弱い雨が降るとのことでした。その天気予報はある意味当たっていましたものの、時折雲間から陽射しが差し込むと言うラッキーな天候になりました。写真はいわゆる第一ベンチにて撮影をしていたところ、ほんの一瞬拠水林に光が刺したためにレンズ交換をできずに・・・

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森も色づき

2020年10月15日

尾瀬ヶ原のような湿原地帯の多くでは、周辺の森が紅葉する前に湿原が秋色になります。これをクサモミジと呼んでいます。そんなことから湿原のクサモミジは色あせて来たものの、湿原を取り巻くブナやミズナラなどの森は紅葉の見頃で、平日にも関わらず多くの人が楽しんでいました。写真は山ノ鼻から歩き出して間もなくの場所から、望遠ズーム100-400mmで天然カラマツなどを撮影しました。ただ残念だったのは陽射しが弱くてメリハリのついた・・・

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尾瀬の秋

2020年10月14日

コロナの影響で数件の山小屋が休業し、営業する山小屋も7月からとなった異常な尾瀬も、間もなく今シーズンが終了となります。そんなことから天気予報をほぼ無視して、秋色の深まる尾瀬ヶ原を歩いて来ました。写真は上ノ大堀川近くの拠水林のシラカバに、厚い雲間から一瞬差し込んだ光を100-400mm望遠レンズで撮影したものです。こうしたように天候が不純で不安定な時には、まったく予測出来ない光景が現れますから、常に雲の流れ方はもちろんのこと・・・

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トリカブト

2020年10月13日

決して強い日差しではありませんでしたが、緩やかな散策道を登ると槍ヶ岳を背負う背中に微かな汗を感じながら、アカマツ広場から六角堂に歩みを進めたところ、すでに盛りを終えたろうと思っていたトリカブトの花が、瑞々しく微風に揺れていました。早速槍ヶ岳を降ろして100~400mmレンズで、周辺をカットして花だけを数カット撮影してみましたが、花の種類が少なくなったこの季節に嬉しい出会いでした。トリカブトはキンポウゲ科の有毒植物ですが・・・

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まだまだ青く

2020年10月12日

久しぶりの日差しの中を赤城自然園を歩いてみたら、アザミの花で吸蜜しているアサギマダラを数頭見ました。すでに多くは南の国を目指しているでしょうから、残留組と行ったところでしょうか。それから夜半までの雨に濡れた木々が梢から漏れる光に輝き、何とも爽やかで心地の良い情景でした。写真でも分かるように園内はまだまだ青く、やはり秋の訪れが相当遅れている印象でしたが、所々で見かけたガマズミの実は赤く熟していて・・・

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台風外れても

2020年10月11日

心配をしていた台風14号は上陸しないで、大きく列島から離れてくれたものの、停滞している秋雨前線の影響らしく秋霖の低温が続いています。繰り返しになりますが、今週はフル撮影を予定していますし、星空撮影がチャンスの週なのですけれど、その期待は夢に終わりそうな雰囲気です。かといって撮影地を変更してコケの森に行けそうにもないと、空を眺めながらまたまた嘆いてしまいます。そう言えば来週早々には尾瀬の山小屋が閉まり、尾瀬がまた無人となりますから・・・

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長引く雨

2020年10月10日

なかなか秋晴れの下での撮影ができまいままに、山間部の秋色は歩みを止めることなく深まっています。もちろん雨の似合う場所、雨の中での撮影をしたい場所もありますが、今は日本晴れの錦繍の情景を撮影したいと考えていますから、せめて台風一過を期待したいところです。しかし、長期予報を眺めてみてもその兆しは芳しくなく、仮に天気予報が的中すると星空の撮影も怪しい雰囲気です。天候を睨みながらの生活も間もなく40年になろうとしていて・・・

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冷えこんで

2020年10月9日

接近してくる台風14号の影響でしょうか、秋雨前線が刺激されてぐづついた日が続きそうです。また気温も今季最低気温となり高い山では初冠雪になるかも知れませんから、体調管理には十分配慮しなければなりません。職業的には巡って来た星空撮影のチャンスが、また今月も遠のいてしまうのかと気を揉んでいます。加えて強風で木々の葉がもまれ、あるいは落ちてしまっては紅葉の撮影にも支障が出てしまします。冷えこんで遅れていた秋が一気に進み・・・

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