昨日は25℃を超える夏日が多くの地点で観測されたようでして、赤城山西麓の当地でも秩父連山、妙義・荒船、草津白根山、そして谷川連峰などが、まるで春霞のように霞んで見えました。そんなことから少し早足で歩くと汗をかく始末で、幾分異様な陽気に驚いてしまいました。それから東京を中心とした首都圏、北海道、大阪などでは新型コロナ感染者数が急増してしまい、明日からの三連休での人出を危惧する行楽地も少なくないようで・・・
山の神様を男神としているところもあるようですが、当地、あるいは東日本では女神として祀っているところが多いようです。写真は赤城自然園のお十二様でして、北橘村出身の民俗学者都丸十九一先生の解説が見られます。ちなみに先生は私が中学生の時に教頭先生で、その後中学校の校長先生を歴任されて1976年に退職して、民俗学の研究にご尽力されました。
赤城自然園のカエデの紅葉も終盤を迎えて来て、アカマツ林やお茶処周辺など限られたエリヤとなって来ました。それでも連日の好天に恵まれて、多くの人たちにその美しさを楽しませてくれている姿は、例年にない暖かさと合間っているようにも映りました。天気予報によるとしばらくはまずまずの天候が続くようですから、寒気が入り込んで北風が紅葉を散らしてしまうまでは、入園者が絶えることはないだろうと思いました。ゆっくりとした時間を刻みながら移ろう園内では・・・
私が撮影を続けているほとんどのエリアの秋色は、基本的に黄色ですから紅葉ではなくて黄葉です。それは落葉広葉樹のブナやミズナラなどの森が多いからで、ツタウルシ、ヤマウルシ、カエデ、そしてツツジの仲間の赤色は少ないからです。赤城自然園でもカエデの仲間は多いものの、秋の基本色はやはりコナラなどの黄色に思います。写真はすでに紹介をしている散策の小径で、今週末が黄葉のピークになるように思いますから、今年最後の彩を多くの方に観ていただきたいと・・・
ロシアでは老婦人の夏とかおばあちゃんの日向ぼっことか、あるいは北米ではインディアンサマーなどとも言われるようですが、穏やかな行楽日和となったために多くの人が紅葉狩りなどを楽しんだようです。その紅葉も山間部ではすでにシーズンを終えて里山に降りて来ていますから、これからは平野部あるいは南部にと舞台が移り、上越国境などの山々では本格的な冬の季節となります。さて、この冬は先シーズンのような暖冬小説なのか、あるいは本来の姿の冬になってくれるのか・・・
写真は赤城自然園散策の小径のコナラなどで、まもなく紅葉の見頃を迎えるように思います。ただこのコースは初夏のツツジの季節を除けば、比較的訪れる人の少ない静かなエリアになっています。この森はコナラなどが主に植えられていますものの、所々にカエデもみられますから赤や黄色の紅葉を楽しむこともできます。そしてこのエリアの紅葉が落葉を迎える頃には、北風が冷たくなり園の通常開園が終わることとなります。今年はあまりドングリを見ることのできなかった森が、一年の締めくくりとして美しい秋色に染まるのもまもなく・・・
どうしても透過光利用での撮影になってしまい、ワンパターンになってしまいますから、連日代わり映えの薄い写真となってしまいます。また木々の紅葉は樹上側から色づくのが多く、どうしても見上げたアングルが多くなってしまいます。そんな赤城自然園では今週末からがカエデたちの見頃で、来週中頃には散策の小径などのコナラが、園の最後の彩りを見せてくれるような気がします。それにしても日差しに包まれた園内散策は気持ち良く・・・
少し繰り返しになってしまいくどいかもしれませんが、園内のカエデが次々に秋色になって来て、南に傾いた秋の陽射しに照らされていました。そんなことが来園者にも予想できていたのでしょうか、平日にも関わらず紅葉狩りの人が大勢楽しんでいました。特に四季の森の茶屋付近とアカマツ広場では、スマホで、本格的な一眼レフでと思いのままに写真に収めていました。週末の天気予報ですと週末も好天になるようですから、多くの人たちが・・・
尾瀬の鳩待峠線、大清水線、沼山峠線、鳥海山の鉾立、矢島口線のみならず、太平洋側と日本海側を結ぶ多くの山岳地帯の道路など、ほとんどの道路が冬季閉鎖となり来春の大型連休まで、おおむね通行止めになりました。そんなことからアプローチが伸びてしまい、撮影が出来ないエリアが増えてしまいました。毎年繰り返されている年中行事と言ってしまえばそれまでですが、加えて年々厳しくなっている雪上での行動なども加算されますから、被写体選びにも自ずとして条件がついてしまい・・・
ナナフシ橋を渡り自然生体園に進み、三角点に向かう途中のコナラなどの林の中で、一足早く色づいていたのは天高く伸びるケヤキの木でした。このケヤキは芝生広場やアカマツ広場のケヤキに比べれば、幹の太さこそ敵わないものの、その姿は元より樹勢もエリア内の代表格と言っていいでしょう。すでにブナなどの見頃は過ぎたものの、これからは自然生態園だけではなく散策の小径などのコナラなどが見頃を迎えるでしょうから、同園の秋はまだまだ・・・
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