過日尾瀬や鳥海山周辺ではブナは不作でも、ミズナラは所によりまずまずの実付ですと紹介しましたが、その後県内の森を数カ所歩いてみたところ、やはりミズナラも不作よりはブナ同様に凶作のように感じました。また既に紅葉の始まった東北で撮影をしている友人にも尋ねたところ、どちらかと言えば凶作との返事が帰って来ました。もちろんその原因が長雨の後に訪れた異常な猛暑なのか、あるいは自然のサイクルなのかなどは分からないものの、これから冬を越さなければならない森の生きものたちには・・・
日に日に秋の深まりを感じる赤城自然園を歩き、散策の小径から明るい芝生広場に出て知人と立ち話をしていたら、小さなシジミチョウが機敏に飛び交う姿が目に止まりました。早速ラムダの槍ヶ岳を降ろして、100mmマクロレンズで追いかけてみました。しかし、なにぶんにもオートフォーカスに不慣れなためにかなかなかシャッターを切れず、芝生の上を小さなシジミチョウを追いかけ回すばかりでした。蝶の名前も生態もまったく知らない素人が・・・
一口に定点カメラと言っても写真もあれば動画もあります。そして目的も防犯、災害、道路交通情報、それから観光などと様々あります。そんな中で職業柄頻繁に見ているのが、やはり撮影予定地の情報カメラです。例えば尾瀬沼の環境省インターネット自然研究所カメラでは、北海道から西表島までの状況を確認できます。また鳥海山鉾立口や竜ケ原湿原にも、地元行政が設置したカメラがあります。こうした現地の情報を家にいて確認できることは、今さらながら・・・
奥利根や尾瀬、それから鳥海山などの紅葉が、夏の猛暑の影響だろうか遅れ気味のようです。また梅雨の長雨やら猛暑などからでしょうか、木々の葉がかなり落ちていたり傷ついていたりと、例年の秋とは少し様子が違うようです。写真は昨年10月8日の白駒池の写真ですが、今年はやはり色づきが若干遅れていそうとのことです。それでも朝夕はかなり寒くなりましたから、高地ではいつで霜が降りても不思議のない季節です。自身の防寒はもちろんのこと機材の冬支度を整えたうえで・・・
8K(8192×4320)のタイムラプス映像制作には、これまでレリーズを使用して600カットインターバル撮影して、それをLXタイムラプスソフトとアドビーライトルームにて行っていましたが、今回初めてカメラ内にて制作してみました。そしてその出来栄えをMacで確認証としましたら、やはり映像が滑らかに再生されずにガクガクとなってしまいました。こうした現象は8K映像でも起きていましたから今のところは諦めるしか・・・
山のクリが弾けてたくさん落ちる季節となり、赤城自然園でも随所にその姿を見ることができます。クリと言えば赤城山麓には、全国的に見ても規模の大きい「栗太郎の森」(小生が命名)があり、青森県下北半島薬研温泉エリアには、森の巨人たち 100選に選ばれているクリの大木があります。栗太郎は赤城山撮影時にその姿を眺めることができますが、薬研温泉のクリには随分とご無沙汰をしています。市販されている大粒のクリとは違い、野生のクリは小ぶりですが生で食べると堅く甘味があり・・・
鳩待峠から尾瀬ヶ原に下る道端で、柄にもなく倒木の上に小さな秋を見つけました。こうした写真はこれまであまり撮影しませんでしたが、NHKの「尾瀬」やNHK BS 4K「コケの森の世界」などの4K動画を撮影してから、足下の小さな世界にも目が届くようになり撮影するようになりました。頭上のミズナラのクマ棚ばかりに神経を注いでの歩みに、新たに加わった視点により尾瀬での撮影の世界が広がり、これまでは見たことのない新鮮な尾瀬に出会えた・・・
草紅葉と書くようですが、尾瀬ヶ原周辺のブナやミズナラの森が紅葉する前に、湿原が紅葉することを言うようです。そんなことから猛暑を避けて尾瀬行きをサボっていましたが、秋の風に誘われてノンビリと歩いて来ました。今年はコロナで営業してない山小屋もある関係でしょうか、この時期としては空いていて撮影もノンビリと楽しめました。今年の尾瀬の季節は概ね残すところ20日となりましたが、来年はこれまでのような尾瀬になって欲しいものと・・・
鳥海山の麓では刈り入れ真っ最中で、当地とは比較にならない広い田んぼを大型のコンバインが忙しく動いていました。ただこの穀倉地帯でも米余りからの減反で、奨励金を貰ったコメの代わりのソバの面積の多さには驚かされました。写真は左側の稲穂の束で後ろの高圧鉄塔を隠すため、構図的には課題があることを承知で撮影した一枚です。それから食堂で天候が悪くて生憎だねと聞かれ際に、今回は雨の森狙いだから恵みの雨と答えてしまい、どうやら顰蹙を買ったようで・・・
鳥海山麓のブナの森を歩いてみましたが、やはりブナの実が少なく不作のようでした。それどころか場所によってはまったく無く、凶作とも言える状況でしたから、これから長く厳しい冬を乗り越えるクマ、特に親離れをしたばかりの若いクマには試練に違いない。ただ、場所によっては差異はあるものの、ミズナラ(ドングリ)はそこそこ見られましたから、せめてもの救いのように思いました。しかし、私が歩いた範囲内ではクマ棚を見つけることができませんでしたから・・・
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