自然写真家 新井人の世界

徒然なるままに

台風外れても

2020年10月11日

心配をしていた台風14号は上陸しないで、大きく列島から離れてくれたものの、停滞している秋雨前線の影響らしく秋霖の低温が続いています。繰り返しになりますが、今週はフル撮影を予定していますし、星空撮影がチャンスの週なのですけれど、その期待は夢に終わりそうな雰囲気です。かといって撮影地を変更してコケの森に行けそうにもないと、空を眺めながらまたまた嘆いてしまいます。そう言えば来週早々には尾瀬の山小屋が閉まり、尾瀬がまた無人となりますから・・・

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長引く雨

2020年10月10日

なかなか秋晴れの下での撮影ができまいままに、山間部の秋色は歩みを止めることなく深まっています。もちろん雨の似合う場所、雨の中での撮影をしたい場所もありますが、今は日本晴れの錦繍の情景を撮影したいと考えていますから、せめて台風一過を期待したいところです。しかし、長期予報を眺めてみてもその兆しは芳しくなく、仮に天気予報が的中すると星空の撮影も怪しい雰囲気です。天候を睨みながらの生活も間もなく40年になろうとしていて・・・

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冷えこんで

2020年10月9日

接近してくる台風14号の影響でしょうか、秋雨前線が刺激されてぐづついた日が続きそうです。また気温も今季最低気温となり高い山では初冠雪になるかも知れませんから、体調管理には十分配慮しなければなりません。職業的には巡って来た星空撮影のチャンスが、また今月も遠のいてしまうのかと気を揉んでいます。加えて強風で木々の葉がもまれ、あるいは落ちてしまっては紅葉の撮影にも支障が出てしまします。冷えこんで遅れていた秋が一気に進み・・・

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受難の秋

2020年10月8日

過日尾瀬や鳥海山周辺ではブナは不作でも、ミズナラは所によりまずまずの実付ですと紹介しましたが、その後県内の森を数カ所歩いてみたところ、やはりミズナラも不作よりはブナ同様に凶作のように感じました。また既に紅葉の始まった東北で撮影をしている友人にも尋ねたところ、どちらかと言えば凶作との返事が帰って来ました。もちろんその原因が長雨の後に訪れた異常な猛暑なのか、あるいは自然のサイクルなのかなどは分からないものの、これから冬を越さなければならない森の生きものたちには・・・

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初撮り

2020年10月7日

日に日に秋の深まりを感じる赤城自然園を歩き、散策の小径から明るい芝生広場に出て知人と立ち話をしていたら、小さなシジミチョウが機敏に飛び交う姿が目に止まりました。早速ラムダの槍ヶ岳を降ろして、100mmマクロレンズで追いかけてみました。しかし、なにぶんにもオートフォーカスに不慣れなためにかなかなかシャッターを切れず、芝生の上を小さなシジミチョウを追いかけ回すばかりでした。蝶の名前も生態もまったく知らない素人が・・・

 

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定点カメラ

2020年10月6日

一口に定点カメラと言っても写真もあれば動画もあります。そして目的も防犯、災害、道路交通情報、それから観光などと様々あります。そんな中で職業柄頻繁に見ているのが、やはり撮影予定地の情報カメラです。例えば尾瀬沼の環境省インターネット自然研究所カメラでは、北海道から西表島までの状況を確認できます。また鳥海山鉾立口や竜ケ原湿原にも、地元行政が設置したカメラがあります。こうした現地の情報を家にいて確認できることは、今さらながら・・・

 

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色づき遅れて

2020年10月5日

奥利根や尾瀬、それから鳥海山などの紅葉が、夏の猛暑の影響だろうか遅れ気味のようです。また梅雨の長雨やら猛暑などからでしょうか、木々の葉がかなり落ちていたり傷ついていたりと、例年の秋とは少し様子が違うようです。写真は昨年10月8日の白駒池の写真ですが、今年はやはり色づきが若干遅れていそうとのことです。それでも朝夕はかなり寒くなりましたから、高地ではいつで霜が降りても不思議のない季節です。自身の防寒はもちろんのこと機材の冬支度を整えたうえで・・・

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8Kタイムラプス

2020年10月4日

8K(8192×4320)のタイムラプス映像制作には、これまでレリーズを使用して600カットインターバル撮影して、それをLXタイムラプスソフトとアドビーライトルームにて行っていましたが、今回初めてカメラ内にて制作してみました。そしてその出来栄えをMacで確認証としましたら、やはり映像が滑らかに再生されずにガクガクとなってしまいました。こうした現象は8K映像でも起きていましたから今のところは諦めるしか・・・

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クリ

2020年10月3日

山のクリが弾けてたくさん落ちる季節となり、赤城自然園でも随所にその姿を見ることができます。クリと言えば赤城山麓には、全国的に見ても規模の大きい「栗太郎の森」(小生が命名)があり、青森県下北半島薬研温泉エリアには、森の巨人たち 100選に選ばれているクリの大木があります。栗太郎は赤城山撮影時にその姿を眺めることができますが、薬研温泉のクリには随分とご無沙汰をしています。市販されている大粒のクリとは違い、野生のクリは小ぶりですが生で食べると堅く甘味があり・・・

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小さな秋

2020年10月2日

鳩待峠から尾瀬ヶ原に下る道端で、柄にもなく倒木の上に小さな秋を見つけました。こうした写真はこれまであまり撮影しませんでしたが、NHKの「尾瀬」やNHK BS 4K「コケの森の世界」などの4K動画を撮影してから、足下の小さな世界にも目が届くようになり撮影するようになりました。頭上のミズナラのクマ棚ばかりに神経を注いでの歩みに、新たに加わった視点により尾瀬での撮影の世界が広がり、これまでは見たことのない新鮮な尾瀬に出会えた・・・

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