自然写真家 新井人の世界

徒然なるままに

六十里越

2019年11月8日

所用で懐かしい只見線を旧入広瀬村から、六十里越をして奥只見に入りました。例年でしたらかなり水位の下がっているはずの田子倉湖は、この季節としては異常とも思える満水状態で、先の台風などの影響かと脅かされてしまいました。それからささやかな期待をしていた紅葉は、これまた例年とは比較にならない色づきの悪さで、正直落胆してしまいました。それでもいわゆる撮影ポイントには地元会津ナンバーを始め、栃木、品川、熊谷、そして長岡などの車が止まり・・・

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見上げて

2019年11月7日

歩く視線、目線だと木々はまだまだ青くて紅葉の撮影はできませんから、どうしても上を向いて秋色探しのアングルが多くなってしまいます。写真は毎年ブナの紅葉を撮影しているところですが、カエデは色づきはじめたもののブナはまだ色が出ません。園の方とも話したのですが、この調子だと来週中程になるようにも思えますから、しばらくは足繁く園に通いながらタイムングを見るしかないようです。ただ気に掛かることは夏の長雨などの影響で、紅葉する前に葉が・・・

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のんびりと

2019年11月6日

紅葉の遅れている園内の小径を歩くと、秋の日差しに照らされて汗ばむような陽気のせいでしょうか、ミズスマシの池ではカモが寛いでいました。カメラを低く構えてその仕草を狙っている人もいれば、歓声をあげながらスマホで撮影している人も数人いました。私も腰を下ろしてEOS5D-Mark4にEF100-400mmを着けて、写真と4K動画を撮影させていただきました。この先寒さが強まり木々の葉が落ちる頃になると、カモたちは・・・

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透過光で

2019年11月5日

色づきが遅いこととストレートに見た紅葉の表面が荒れていたので、木々の下側に回り秋の日差しを活用しての撮影が多くなってしまいます。写真は赤城自然園芝生広場の北側から、トチノキなどの秋を見上げるようにしての撮影です。休日でもあり来園者も多くなかなか散策する人々を避けての撮影は難しいので、後々肖像権などでのトラブルを防ぐためにも行き交う人の顔が写らないように配慮しています。カメラは5D-4+EF11-24mmF4.0ですから・・・

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ガマズミ

2019年11月4日

秋のは草花や木の実が熟す季節でもありますが、今年はあまり実付きが芳しくない木々が多くみられる気がします。写真は赤城自然園内のガマズミですが、やはり例年に比べると少ないように感じます。しかし、こうしたことは表年と裏年がサイクルで巡ってくることですから、今年が少なければ来年は豊作になるのかも知れません。ただ自然界に棲む野生動物などとっては、それこそ死活問題に直結することも少なくないので、できることならば一定の量は・・・

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里山にも秋が

2019年11月3日

穏やかな秋晴れの赤城自然園を歩いていたら、顔なじみのカメラマン氏数人と会いました。そして口を揃えて今年は紅葉が遅れている。しかも色づきが悪いと嘆いていました。そう言えば赤城自然園の紅葉も例年よりは遅れ気味ですし、今のところ鮮やかさにもかけるような気がしますから、過大な期待はしない方がいいのかも知れません。いずれにしても里山の紅葉は始まったばかりですから、これからの気候をチェックしながら・・・

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やはり雪が

2019年11月2日

駒ノ王子から中島台に帰る途中で、望遠レンズにて山頂をインターバル撮影してみましたら、雲の切れ間から時折積雪らしき姿が見えました。もちろん季節的には山頂が白く化粧していて当たり前なのに、最近の暖冬傾向で遅れていたようでした。そう言えばこの中島台~駒ノ王子線も間もなく冬季閉鎖になるとかですから、鳥海山の麓でも着実に冬の準備が進んでいることになります。尾瀬の燧ヶ岳に次ぐ東北地方第二の高峰鳥海山の冬は・・・

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再放送

2019年11月1日

10月9日NHKBSプレミアムにて放送された「絶景カメラ・尾瀬」が、11月3日(日)13:30~14:29NHKBSプレミアムにて再放送されますから、お見逃しの方はぜひご覧下さい。

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秋下る

2019年10月31日

日本海から一気に聳える独立峰の鳥海山(2,236m)の秋は、山頂付近では9月20日を過ぎるとスタートします。そして約ひと月ほどをかけて、中島台に広がるブナのあがりこの森に下りてきます。つまりこの間でしたら、どこかで秋に巡り会えることになりますから、撮影者としてはありがたい撮影地とも言えます。写真はあまり一般的には知られていないものの、個人的に四半世紀ほど追いかけているブナですが、ブナの葉は意外と霜に弱くてベストな状態での紅葉は撮れないのが実態です。しかし毎年風雪に耐えている姿に接すると・・・

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ナナカマド

2019年10月30日

実付きが悪いのだろうかとあちこちと探してみたところ、善神沼上部の法体の滝との分岐近くで、鮮やかな秋色のナナカマドに出会いました。一帯は平坦部のためなのか風の通り道ともなっていて、ブナの木のほとんどが背丈が低く傾いていました。そんな一種奇形なブナの森の縁に多くのやはり背丈が低く細いナナカマドが、風にもたれて揺れていました。写真でも分かるようにすでに葉の多くは落ちていて、鳥海山中腹にも冬の訪れの近いことを・・・

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2025年11月9日
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