自然写真家 新井人の世界

徒然なるままに

うっかりすることも

2019年10月29日

写真と4K撮影を同時進行で行なっていますから、時として ISO感度の切り替えをうっかりしてしまうことがあります。つまり、写真はその条件を見極めてISOを設定しますが、4K動画は基本的にISOオートで撮影をしています。写真は鳥海山の伏流水「元滝」を4K動画撮影後にISOオートで撮影したものと、うっかりに気がついてISOを100に設定して撮影したものです。写真と動画と異質な撮影を続ける時は・・・

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ダケカンバ

2019年10月28日

鳥海山の内陸部登山口のひとつが、旧矢島町秡川口です。ここには秀麗な鳥海山の姿を写し込む竜ケ原湿原があり、雪解けのミズバショウをはじめ季節の花々が競い咲きます。写真は秡川登山口駐車場から望遠レンズで狙ったダケカンバで、残雪の中に命が萌える季節から初冬まで季節の変化を撮影することができます。しかし、この矢島町から祓川に通じる道路も間もなく冬期閉鎖となりますから、来春までは撮影も・・・

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いつもの場所から

2019年10月27日

旧有料道路の鳥海ブルーラインを上り詰めて、登山口のひとつ鉾立口近くから奈祖渓谷越しに見上げた鳥海山は、すでに秋が終わり冬支度といったところでした。幸いにして幾筋かの雲が浮かんでいましたから恒例のインターバル撮影でRAW・JPGそれぞれ600カット撮影して、タイムラプス動画に仕上げることができました。この鳥海ブルーラインも夜間閉鎖が始まり、来月上旬には長い冬季閉鎖になりますから、撮影することが許されるのもあと・・・

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中島台

2019年10月26日

ブナのあがりこの森としては日本一の希望を誇るのが、鳥海山麓中島台のブナの森です。一帯は「森の巨人たち 100選」に選ばれている「あがりこ大王」を中心に、かなりの巨樹・巨木があることからもう四半世紀通っています。写真はそのあがりこ大王に向かう途中にある「燭台ブナ」で、中島台の中でもお気に入りのブナのひとつです。このブナは見る位置によってはまったく別のブナに見える巨木で、写真ですと縦位置撮影もできるものの4Kでは横位置撮影はできませんから・・・

 

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秋深まって

2019年10月25日

東北の各地から紅葉の便りが届きますが、今年は恒例の紅葉巡りができないでいます。その分差し当たっての撮影は、天候にたたれながらも何とか消化できているように思っています。そう言えば北国の山間部を横断するほとんどの道路は、間もなく長い冬季閉鎖になり通行できなくなります。しかし現在追いかけている地域では、紅葉は来月中旬のところもありますし、道路閉鎖が来月中旬のエイリアもありますから、東北に行けない分を・・・

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霜降

2019年10月24日

今日は二十四節気の霜降で、早朝などには霜が見られる時季とも言われています。実際に2,000mを超す白駒池では、今年は暖かいとは言えすでに霜が降りています。湖畔を赤く染めたドウダンツツジの葉もほとんど落ちて、一帯は晩秋から初冬の趣になっています。それでも次々に、特に団体ツアーの人が切れ間なく訪れて、本来ならば静寂な森の中に歓声が消えません。そんなことから本来の姿を求める人は、早朝あるいは団体ツアーが姿を消す夕刻に・・・

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もののけの森とか

2019年10月23日

物の怪、あるいは物の気とでも書くのでしょうか・・・生霊、死霊などが人に祟ることのようですが、この森のもののけは、アニメーション映画「もののけ姫」にちなんで呼ばれているようです。何れにしてもコケをまとった巨岩群とコメツガなどの森は、白駒池のコケの森の中でも特異な森には違いありません。今回は久しぶりにEOS5D-4を2台+11-24mmF4.0+24-70mmF2.8+70-200mmF2.8+マクロ180mmF3.5レンズで撮影しましたが、対峙すればするほどに手強い森で・・・

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ヤマラッキョウ

2019年10月22日

赤城自然園のヤマラッキョウの花が、今年も見頃を迎えました。この花を見ますと毎年福井県東尋坊から越前海岸に向かラッキョウ畑と、鳥取砂丘近くのラッキョウ畑を思い出してしまいます。どちらも見渡す限り畑を染めるラッキョウの花は、息をのむほど広大で脳裏に焼き付いたままです。そう言えば子供のころの旅行で先生が、ラッキョウはサルに与えてはいけませんと話していたことを思い出します。しかし赤城自然園のラッキョウは流石にそこまでは・・・

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シーズン終わりに

2019年10月21日

4月下旬からスタートした今年の尾瀬も、多くの山小屋が小屋閉めをして里に下りますから、今シーズンの尾瀬は間もなく終わりとなります。もちろん鳩待峠までの県道が通行できるうちは、入山は可能ですが、尾瀬ヶ原に掛かる橋などの橋板が順次外され、無人となりますから十分注意が必要となります。そんなことから、入山する場合は群馬県のH/P,尾瀬保護財団H/P、あるいは尾瀬林業事業所H/Pなどで確認することをお勧めします。

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雲が欲しいと

2019年10月20日

雨が降れば晴れて欲しいと呟き、雲ひとつない空には雲が浮かんでくれたらと、何とも身勝手な人間だとつくずく思うことがあります。しかしそんな思いを抱くのはどうやら私だけではないようで、この日も多くのカメラマン諸氏が我儘な会話をしていました。確かに秋の澄んだ高い空に雲が流れてくれたら、これ幸いにとインターバル撮影をスタートさせてタイムラプス動画を作れたし、写真としても味わいのある作品を撮影できたでしょう。しかし、そう希望どうりになってくれない、それどころか相反する条件になってしまうのが自然で・・・

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