新しく山の日が休日になり、長い夏休みを取ったご同輩も明日からは仕事でしょうか。尾瀬の山小屋の予約にもだいぶ開きができると、馴染みの小家主が電話で伝えてきました。なんでも夏休みで小屋を閉めるところもあるとのことなので、事前に問い合わせて欲しいとも言っていました。それから、300年近い伝統のある桧枝岐村の農村歌舞伎が18日に行われるとも・・・
湿原よりもほんの少し高台に建つ東電小屋から、今朝も変わらない至仏山をモーニングコーヒー片手に眺めました。夜明けのコーヒー 二人で飲もうと あの人が云った・・・岩谷時子作詞・いずみたく作曲のヒット曲ですが、当時は意味もわからずに口ずさんでいましたが、イイ歳になりその意味をかみしめると・・・やがて朝靄が天に還ると暑く長い1日が始まります。
牛首三叉路からヨッピ橋に急いでいたら、池塘に映る燧ヶ岳の姿が目にとまりましたので、急遽槍ヶ岳からGH4+ズイコー7-14mmF2.8を取り出してセットしました。そして600枚のインターバル撮影をしました。もちろんGH4はカメラ内でタイムラプス映像を作れますが、処理は帰宅してからのお楽しみとしました。暑い尾瀬ヶ原ですが、撮影をカメラに任せてベンチに横たわると湿原を流れる風に時折心地よさを感じます。それにしても昼間は暑い・・・
早い朝食を済ませると朝靄の木道をゆっくりと歩き、時折立ち止まっては朝露に濡れた植物を撮影するのが、ここ長いこと繰り返す私のリズムです。コースはヨシッポリ田代、ヨッピ橋、そして竜宮十字路に向かうこともあれば、東電尾瀬橋周辺の湿原で撮影をして、見晴らしに向かうこともあります。何れにしても朝日と朝露の作り出す世界は、日中では決して見られない魅力的な・・・
天気予報だと夕方から明朝までは晴れマーク、それではと信じて食料を買い込み夜間勤務をと意気揚々に出かけましたが、なんて事はない一面の雲、雲。今回も天気予報を鵜呑みにしたことを後悔しつつも、今さら撮影地の移動はままならない時間と諦めて湖畔へ降り、持参したドリンクを飲みながらほろ酔い加減になった頃でした、風の動きが速くなり・・・
深田久弥著「日本百名山」(1978年・新潮文庫)、言わずと知れた名著を時々ひもときます。そして若いころ訪ねた串田孫一先生のお宅で、先生が「深田さんは、よくお歩きになっていますね」の言葉を思い出します。串田孫一先生がお亡くなりになって11年が経ちました。八重洲ブックセンターでご一緒にサイン会をさせていただいた日々が懐かしく思い出されます。今日は山の日、串田孫一先生の名著「山のパンセ」を・・・
繰り返された晩霜の影響でしょうか、今年の湿原は過去の記憶にないほど痛めつけられてしまい、緑の湿原がまるで草紅葉のような状況でした。そんな湿原も季節に敏感なのでしょうか、すでに秋の装いを始めたように映ります。風がそよげば汗が引いていく標高1,400mの湿原で、下界の残暑を忘れて布団を掛けて眠る快適さ・・・
朝夕の気温こそ下界では想像もできいないほど下がる尾瀬でも、やはり日中はそれなりの暑くなりますから、若い時は気にもしなかったのですが、最近は熱中症対策にと小まめに水分補給をしたり、冷汗タオルで首筋を冷やしたりしています。そんなことをしながら木道を歩いていますと、やたらと小さな白い花が目につくようになりましたが・・・
松本清張原作、橋本忍・山田洋次郎脚本、野村芳太郎監督(1974年製作)を、ドリンク片手で久しぶりに観ました。やはり名作で時間を忘れて見入ってしましした。出演者も丹波哲郎を始め名優が個性的な演技をしていて、最近のやたらに大声を出す、あるいは怒鳴る、叫ぶ、オーバーな仕草をするドラマがどうしても幼稚に思えてなりませんでした。もしかすると男優、女優だけではなく演出家さえも・・・写真はまったく無関係です。
なかなか本来の夏にはなってくれません。このままでは天の川の撮影もままなりません。12日はペルセウス座流星群の極大日ですが、このままでは撮影は怪しいかもしれません。しかし、自然界ではどことなく紫系の花々が目立つようにも思えます。コバギボウシもその仲間です。そういえば7日は暦の上では立秋ですが、いよいよ猛暑、酷暑の到来となる・・・
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