自然写真家 新井人の世界

徒然なるままに

霜月

2021年11月1日

今日から11月ですから異称だと霜月と呼び、いよいよ里でも秋が深まる季節でもあります。また暖かく穏やかな日を、小春日和などとも呼ぶようになります。そして北国の山岳道路では3日の文化の日を境に、多くの道路が冬季閉鎖となり、来春の大型連休ごろまで通行できなくなります。今年の山間部は紅葉の色付きがイマイチで撮影にも悩まされましたが、里に降りてきた秋の彩はどうなるでしょうか。しばらくは天気予報を眺めながら、過ぎゆく秋の撮影に・・・

 

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やはり透過光で

2021年10月31日

カエデやブナなどの紅葉を正面から眺めても、やはり精彩に欠けてしまうのが今年の秋なのです。しかし別記したように秋の陽射し、つまり透過光を上手く活用することで、何とか秋を楽しむことができます。したがって撮影も同様になってしまいために、アングルに変化の乏しい写真が増えるような気がします。いずれにしても赤城自然園の紅葉はまだスタートしたばかりで、11月に入ってから日々秋色に加速がつくと思いますから、森が見せてくれる・・・

 

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見上げて

2021年10月30日

紅葉の始まった赤城自然園を歩いてみましたら、他の地域同様に色づきはイマイチの印象を受けましたが、秋晴れの透過光を利用して眺めるとそこそこの色合いでした。また樹高のあるブナやコナラなどの木は、空に近い所から秋が始まったばかりで、見頃はもう少し先になるようでした。それから忘れてならないのは、30種とも言われているカエデの仲間達の紅葉です。そんなことから目線(視線)を少し高くしながら、ノンビリと歩くことで・・・

 

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裏見の滝

2021年10月29日

とあるロケで藤原の裏見の滝を訪ねました。その昔は名前の如く滝の裏側を通り、小さなお堂(お宮)まで行けたのですが、新しく道が整備されてからは行けなくなったのでしょうか。したがって裏から見えない裏見の滝を展望台から横位置、縦位置、切取り、さらにスロー、ハイのシャッターで、加えて4K動画、そして120fps( FHD)のハイスピード撮影と撮影させられました。それから裏見の滝と呼ばれる滝は結構多くあって、中には怨見の滝と呼ばれている滝も・・・

 

 

 

 

 

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EF11-24mmF4.0L

2021年10月28日

通常はEF16-35mmF2.8L広角ズームレンズで、撮影の80%ほどをカバーしているのですが、EOS 5D Mark4で4K動画撮影の際にクロップしてしまい、広角に物足らな差を感じて11-24レンズを購入したものの、やはり頻度が低いのが現実です。しかし、折角のレンズですからと時折槍ヶ岳に入れて持ち歩いています。そんなことから偶然槍ヶ岳に入っていた11-24mmで、湯ノ小屋沢の流れを写真と4K動画を撮ってみましたら、やはり16-35mmでは撮影できない世界を・・・

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水濁って

2021年10月27日

雨上がりの湯の小屋沢などの渓流を撮りたいと訪ねたところ、いつもの清流が幾分濁ってしまい期待外れでした。仕方なく俗に言う照葉狭を上流にと遡上してみましたが、やはり透き通った渓流の秋は撮れませんでした。それにつけてもいく先々でマイカーが駐車していて、毎日サンディーの方の多いのには驚きました。一体は俳人(医学博士?)水原秋桜子が名付けた滝なども多く、例年ですと燃える秋を実感できるエリアなのに、今年は長雨の影響なのか・・・

 

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同居する冬

2021年10月26日

いつものことだけれど天候次第で秋が一瞬にして冬になることがあり、撮影機材だけではなく身支度や相棒の冬支度が必要です。しかしこうした天候の急転は長続きをしないことが多く、秋の風景に戻ることがしばしばです。とは言うものの一旦落葉した葉が梢に戻ることはないから、やはり冬に向かっていることになります。きれいに色づいた紅葉に純白の淡雪は千載一遇のチャンスには違いないものの、雪が消え去った後の彩は鈍くなってしまい・・・

 

 

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閉山間近

2021年10月25日

最後まで営業していた山小屋も営業を終えて、尾瀬のシーズンが終わろうとしています。そんな様子は尾瀬保護財団H/Pで、山ノ鼻、尾瀬沼のビジターセンターのブログで知ることができます。写真は新潟県からの唯一のコース奥只見の様子ですが、すでに奥只見湖~尾瀬口は終航していますから来年まで利用できません。ただ鳩待峠、大清水、そして沼山峠の登山口閉鎖より一足早く閉じた奥只見口は、これから紅葉の見頃をを迎えますから・・・

 

 

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風冷たく

2021年10月24日

高い山ではまたもや雪が降ったらしくて、標高2,000mにも満たない山間地でも風が冷たく、まだ寒さに慣れていない身体にはきつい日となりました。そしてその冷たい風が次々に紅葉した葉を散らせ、頭上を音を立てて舞っていきましたから、秋の終わりを間近に感じてしまいました。それにしても北風は冷たくて撮影も急ぎ仕事になり、直ぐに霧ヶ峰を背負って歩き出して体を温める始末。天気予報によると来週には寒気が去り、例年並みの陽気に戻るとのことですが・・・

 

 

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夜の街へ

2021年10月23日

警戒度が2に下がったからと、警戒しながら夜の街で会食をしました。とは言っても友人と二人だけの、ささやかな情報交換会でした。で、思い出したのでけれど、会費が4,000円で帰りのタクシー代が約4,000円と、会費並みにかかりました。友人曰く、愛郷ぐんまを使って一泊した方がゆっくりできるねと。確かに田舎に住んでいると公共交通機関が頼りにならないから、往復の交通費を考えると宿泊の方が安上がり、しかも安心できる場合が多く・・・

 

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