一般的には年度末が別れの季節になりますが、山小屋関係では小屋閉めをしたこの季節が別れの季節となります。そんなことから良い新年をとか、来年また会いましょうなどと挨拶を交わして、シーズン中お世話になつた山小屋の若い人、あるいは決して若くはない人に手を振ります。かつて山小屋で働いていた人たちの多くは、スキー場関係の仕事に就く人が多かったのに、最近では都会(下界)に戻って仕事を探す人が多いようです。そんな彼らに新年おめでとうと言うのは雪解けの4月に・・・
*鍋倉山の森太郎
冬を前に相棒ランクルの法定点検に出してエンジンオイル&フィルターの交換、タイヤのローテーションなどを済ませたところ、なんとラジエータの冷却水漏れが見つかり交換しました。またパーキングブレーキ プレートが塩カルの影響で腐食していたために、こちらは部品待ちで交換することになりました。それにしてもラジエータとプレート交換は高額で、予定していたRFレンズのF2.8L購入が幻になってしまいました。車もレンズも仕事柄必需品ですから・・・
終日インターバル撮影してあるデータからタイムラプス動画制作をしましたが、通常600カットのRAWデータに加えて1,000~1,200カットデータもあり、Macがサクサク動かなくなってしまいストレスを感じました。そんな中に7月の鳥海山も数シーンあって、猛暑に悩まされた夏を懐かしく思い出したり、逃した光景を悔やんだりしました。いずれにしても撮影は楽しいの一言に尽きますが、重いデータでのタイムラプス動画作りはやはり・・・
尾瀬のライブカメラ、上高地カッパ橋、鳥海山鉾立登山口、同竜ケ原湿原など、関東以北の高山では天気予報通りの初雪になったようです。したがって場所によっては紅葉が雪化粧をし、葉をつけたままの木の枝が折れたり裂けたりしたそうです。天気予報ですとしばらくは低温の日が続くらしく、紅葉が急ぎ足で里に降りて来るかも知れませんし、登山口に通じる道路の冬季閉鎖も近づきます。寒さに身体が慣れないと物臭を決めていないで・・・
暖冬小雪で雪解けの早かった尾瀬は、春の大型連休前に山小屋を開けたものの、今年もコロナ禍の影響を大きく受けてしまい、休業した山小屋や不定期営業の小屋などと、コロナに揺れたシーズンでした。そんな尾瀬では営業を終えて小屋閉め作業をして、例年よりも早めの下山をしようとしています。もちろん尾瀬ヶ原見晴地区では数軒が営業していますが、ヨッピ橋や東電下ノ大堀橋などが通行不能となりますから、尾瀬ヶ原散策にも制限されてしまいます。草紅葉の季節は終わったとは言え・・・
必要に応じてはタイムラプス動画を作っていましたが、物臭な性格のためにインターバル撮影したままの素材が、かなりの量で外付HDDに溜まってしまいましたから、いつものようにLRTimelapseとAdobe Lightroom Clacssicを使って制作作業をしました。しかしRAW+JPEG撮影した1,200カット以上素材は重く、特に書き出しに3時間ほど要するために多くはできません。そんなことからFHD時代にJPEGをフリーソフトで製作していたころが・・・
爽やかな秋晴れの下赤城自然園を歩きましたら、チョウのはらっぱなどで赤紫色したヤマラッキョの花が目立ち始めました。この花を見ると福井県旧三国町や鳥取県旧福部村などで、見渡す限り紫色していたラッキョウの畑を思い出します。また三国町では、毎年東尋坊撮影時によく土産としても求めたものです。ちなみにヤマラッキョウはヒガンバナの仲間のようですが、こちらは鱗茎を水洗いして軽く茹でると食せるとのことですが、同園で失敬することはできませんから・・・
鳩待峠から入山して東電小屋泊まりの尾瀬ヶ原でしたが、別記したように雨模様に加えて色づきが悪くて被写体探しに悩まされました。その尾瀬も週明けには寒気が入り込むようですから、もしかすると初雪が、そうでなくても霜が降りそうなので、秋から一気に初冬の風景に変わるかも知れません。それから危惧していたクマ棚はやはりほとんど見られなく、冬籠をするクマが人里近くに降りてしまったようにも感じ、駆除されまいかとつ心配を・・・
雨模様の天候も影響したのでしょうが、紅葉の季節を迎えた尾瀬ヶ原は想像以上の静かな尾瀬でした。またすでに営業を終えて下山する山小屋の人にも会い、コロナ禍の影響とは言え早いシーズンの終わりも感じました。それから正直な印象としては色づきがイマイチで、夏の猛暑やら長引いた雨の影響なども感じました。雨に打たれて散ってしまった落ち葉で木道も滑り、いつになく足下に気を使いながらの尾瀬でしたが、雨に濡れてしっとりとした水の聖地の秋を味わうことはでき・・・
夜明け前からミルク色した朝靄に湿原が包まれ、太陽が高く登るにつれてその靄が消えていくときに白虹と呼ばれている現象が現れることがあります。尾瀬の場合この現象は晴天になるひとつの指標とも言われ、尾瀬の天候を占う上で大切な役目もしています。こうした時に至仏山から尾瀬ヶ原を眺めると、湿原がまるで雲海のように蠢く様子が分かります。虹は一般的には七色と決まっていますが、虹のようなアーチを描くことなどから白虹と呼ばれています。さて、この秋は白虹を撮影できるでしょうか・・・
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