自然写真家 新井人の世界

徒然なるままに

2020年8月14日

例年ですと民族の大移動のニュースが流れますが、今年は新型コロナウイルスの関係で様変わりのようです。しかし盆休みそのものは多くの企業が行っていますから、撮影以外の業務は盆明けまで夏休み状態です。そんな中山野を歩いていますと、青紫色など晩夏から初秋を連想させる色の花が多くなったように感じます。そう言えば7日が立秋でしたから、猛暑の中にも季節は確実に移ろい続けているのでしょうが、まだまだ熱中症に注意をしながらの撮影は・・・

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残暑お見舞い

2020年8月13日

残暑お見舞い申し上げます。

連日の猛暑が続いていますから、コロナに加えて熱中症にもお気をつけて長い夏を乗り切って下さい。

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アンコール放送

2020年8月12日

2018年元旦(18:05~18:38)NHK総合テレビにて放送された「絵葉書にない尾瀬 写真家・新井幸人が撮る 神秘の湿原」(再放送1月8日)その後BS4K放送が、アンコール放送として8月24日(月)12:05~12:38、NHK BS4Kにて放送されます。ご覧下さい。

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森の中で

2020年8月11日

テレビの天気予報などで連日熱中症の注意喚起が流れる中、直射日光を避けるだけでも涼しいだろうと山麓の森の中を歩いてみましら、緑陰では想像以上に暑さを凌ぐことができて樹々に感謝でした。で、ふと思ったのですが、森のブナやミズナラなどの木々はそれぞれ数千、数万の葉を広げていますから、真夏の太陽に照らされると相当量の水分を葉から蒸発させて、必死で生き抜いているのだろうと考えてしまいました。暑くても寒くても一度根を張ると動くことのできない・・・

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見頃に

2020年8月10日

夏の赤城自然園を代表する花のひとつと言われているレンゲショウマが、園内のいたるところで見頃を迎えています。そんなことからカメラマンの姿も多く、中には折り畳みイス持参でじっくりと腰を据えて、木漏れ日や風などの条件を待つ人もいます。それから三角点周辺では日本の固有種と言われているマツムシソウも、次々と淡い青紫色の花を咲き始めています。今日は山の日の休日ですから、コロナ感染に不安を抱えても各地の山には・・・

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豊かな水

2020年8月9日

鳥海山の伏流水には何度か触れましたが、大きな滝や河川、湿原だけではなくて山麓のブナの森を歩いて見ると、まるで毛細血管のように幾筋もの流れに出会いました。そんなことで今回はその多様な姿を求めて、特に中島台のあがりこの森の中を歩き回り新しい流れを撮影を中心に行いました。もちろん登山道や散策路はありませんから、耳に入ってくる川の音を頼りに探しての撮影で、決して効率が良いとは言えないものの、鳥海山の豊富な水脈を立証するうえでは有意義な・・・

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シャクジョウソウ

2020年8月8日

駐車場で槍ヶ岳を一旦背負ったのですが、古い記憶が突然蘇ったものだから、ザックに180mmマクロを追加したのが功を奏してか、10数年ぶりにシャクジョウソウの撮影ができました。この植物はかつて盛夏の尾瀬で何度も撮影していたものの、ここ数年はその姿を見ることができないでいました。今回の撮影場所は中島台からあがりこ大王に向かう木道沿いで、過去の記憶を頼りにしていたからこそ見つけられました。それにしても10数年前の記憶が・・・

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擬態か

2020年8月7日

天候が味方をしてくれないために鳥海山に登れず、山麓のあがりこのブナの森を歩いていたら、いきなりカエルの動きが目に止まりましたから、静かに近寄り撮影をしてみました。写真でお分かりかと思いますがいわゆる擬態で、目を離してしまうと見失ってしまいそうになってしまいました。擬態とは昆虫などの小さな生き物が自衛や攻撃のために、体の色や形を周囲に似せることですが、色彩だけの場合は保護色などとも呼んでいるようです。静かな森歩きで偶然出会った小さな出来事は・・・

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伏流水

2020年8月6日

日本海から聳え立つ鳥海山は積雪が多く、その伏流水の多さも他の山を圧倒しているそうです。その伏流水がおおよそ80年の歳月を経て地上に出て来たのが、最近一般観光者も急増している元滝です。写真は雨が続き川が増水して濁っていますが、普段の表情は暑い夏でも涼感あふれる憩いの場所です。こうした伏流水は鳥海山をグルリと回って見ると、滝だけではなく湿原や湖沼や渓流はもちろん、裾野の穀倉地帯を支え続ける命の水として・・・

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あがりこ

2020年8月5日

本欄で繰り返して紹介している「ブナのあがりこ」です。写真のブナ とはかれこれ四半世紀ほどのお付き合いで、積雪で道路が閉鎖されてしまうまで訪ね続けて撮影をしています。この「あがりこ」は、独立峰鳥海山の山麓に日本一の規模の森が広がっています。それは古くから人間とブナとの深い関わりを今に伝える、歴史の証言者でもあります。さまざまな魅力を秘めた名峰鳥海山には、若いころ数回登り影鳥海の撮影をしましたが、今再び対峙してみると・・・

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