自然写真家 新井人の世界

徒然なるままに

白駒池周辺

2020年8月4日

コケの森の撮影の舞台とした白駒池周辺には、「ヤマネの森」「もののけの森」「高見の森」「にゅうの森」「オコジョの森」「カモシカの森」「丸山の森」「黒曜の森」「茶水の森」と呼ばれている森があり、南方系の冷温帯のものと北方系の寒帯のものまでが分布していて、多様なコケの世界を構成しているとのことです。また撮影地までの距離も短いところから、取材も季節や天候を見ながら臨機応変に行えるのも嬉しい条件の一つですから、地の利を活かして・・・

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コケの森

2020年8月3日

NHK BS4K「写真家・新井幸人が撮る 水と光の宇宙 コケの森」放送日:8月20日(金)20:00~20:45 再放送 29日(土)15:00~15:45 の諸々の整理を終えて、あらためてコケの森の映像を見ていましたら、もう一度腰を据えて小さなコケの世界に挑戦してみようと思って来ました。そしてその舞台は、おおよそ500種類近いコケがあると言われている北八ヶ岳と、これまでの記憶と記録から絞ってみました。これまでは比較的広くて大きな世界を・・・

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梅雨明け

2020年8月2日

関東地方もようやく梅雨明けとなりましたけれど、一気に夏空とはなりませんでした。そんな空の下レンゲショウマを求めて、多くの人が赤城自然園を訪れていました。同園のレンゲショウマはおおよそ2~3の開花状況ですから、この先夏空の日差しを受けた森の妖精の撮影も楽しみといったところでしょう。それから園の人の話ですと、ナイトハイクでミズスマシの池、トンボ池共にホタルの乱舞が見られ、幻想の世界に誘っているとのことでした。本格的な夏になり・・・

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野反湖

2020年8月1日

梅雨明けすれば撮影をしたいのが星空で、特に夏の天の川ではないでしょうか。写真はEOS-5Dsでインタバル撮影した、少し前の野反湖の写真です。ここは湖畔まで降りられる場所ですから、やや不謹慎になりますが、冷えたビールを飲みながらの撮影を楽しめます。繰り返しになりますが、梅雨が明けたら避暑を兼ねてどこかの高地、できることならば星空を二倍楽しむことができる湖沼のある場所を探して・・・

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梅雨明け間近か

2020年7月31日

暖冬小雪から梅雨にしっかりと雨が降らなければ、首都圏を中心に水不足となるなどと公言していたところ、今年はカビが生えるほど連日降ってしまいました。その長い梅雨も天気予報を見ていますと、どうやら間もなく明けてくれそうな雰囲気になって来ました。写真は2016年8月31日に今は手元を離れたEOS 5Dsで撮影した丸沼の星空です。梅雨が明けたら寝苦しい夜から逃避をして、標高の高い所で避暑を兼ねた星空撮影なども・・・

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最後のチャンスか

2020年7月30日

アサギマダラの卵、幼虫が次々と姿を消してしまい、今年は羽化の撮影が絶望的かと思っていましたら、新しく幼虫を見つけることができました。ただ、クサタチバナの葉がほとんどなくなってしまているから、このまま無事に育ってくれるのか楽観はできません。今年は長引く梅雨空でほとんどアサギマダラの姿を見ることができなくなっていますから、やっと出会えたこの個体の無事な成長を見守りながら、昨年同様に羽化の瞬間を4K撮影したいと・・・

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夏の花

2020年7月29日

先日大江湿原などを歩いてみましたが、コオニユリの姿をあまり見かけませんでした。自然界のことですから当たり年もあれば、当然外れ年のこともありますから気にすることはないのですが、毎年のように咲いていた場所にないとやはり寂しいものです。そう言えばコオニユリだけではなく、オゼヌマアザミの姿も少ないと感じました。尾瀬ヶ原では異常に早くキンコウカが咲き、至仏山の植物も例年よりも早いと聞きます。こうしたことも暖冬小雪の影響なのか・・・

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レンゲショウマ

2020年7月28日

赤城自然園の夏の主役のひとつと言われているレンゲショウマが、園内のそこかしこで花をつけ始めて来園者の目を楽しませています。ただ今年は梅雨の長雨が続いていますからでしょうか、花の色が幾分淡いようにも感じられます。またうつむき加減に咲く花の表情を捉えようとしますと、どうしても低いアングルからの撮影になってしまい、雨の中での撮影としては神経を使ってしまいます。天気予報ですと関東地方の梅雨明けは8月にずれ込むようですから、まだしばらくの間は雨の中での撮影が・・・

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オオムラサキ

2020年7月27日

昆虫館隣のトンボ池で、国蝶のオオムラサキに今年も会うことができました。ただ写真でも分かるように元気がなく、近寄っても飛ぶことができない状態でした。とは言うものの素人の私に術もなく、その後園の人に尋ねてみたものの行方は不明になってしまいました。赤城自然園ではたくさんの蝶を見ることができますが、その中でも美しい蝶のランク上位に入るオオムラサキは、一年でもその姿に会える機会は限られていますから・・・

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姿を消すキノコ

2020年7月26日

霧雨に煙る森を抜けて野草の原っぱに足を踏み入れると、ヤマユリの濃厚な芳香が漂っていて何とも言えない心地よさを感じました。その香りに後ろ髪を引かれるように歩みを進めると、園の方に教えてもらった見事なタマゴタケが、雨を受けて怪しいほどの色彩で迎えてくれました。このタマゴタケですが、前記したように突然、あるいは忽然と姿を消してしまった現場を数多く目にしています。その原因はイノシシ?アナグマ?それとも食用と知っている・・・

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