自然写真家 新井人の世界

徒然なるままに

編集作業

2020年6月20日

三方を海に囲まれている伊豆半島、その背骨に位置する天城山系はブナの巨木を中心としたコケの王国で、一方標高2,000mを超える白駒池周辺はコメツガなどのコケの森です。この二つの個性の異なるコケの森の四季をまとめた、「NHK BS 4K」の編集作業が始まりました。しかし、時節柄撮影者とディレクターが膝を交えての作業ができず、いささか残念な思いがするのが正直な感想です。雨の日、雪の日、風の日など森を支え育てている小さなコケの世界を・・・

 

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緊急事態宣言解除

2020年6月19日

全国の緊急事態宣言が解除されて、多くの山域などでも入山者が増えるのではないかと言われています。尾瀬もその例外ではなくて、乗合バスが運行している鳩待峠からは平日でも数十人が入山しているとのことです。ただバスの運行が運休している福島県檜枝岐村、新潟県魚沼市方面への下山はできず、鳩待峠に戻るのか富士見峠や大清水に下山する方法しかく、山小屋は一軒も営業していないことなどからも、くれぐれも無理のないスケジュールをと・・・

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イワツバメ

2020年6月18日

住宅の軒などでマイホームを作り子育てをするツバメは、すでに子どもが巣立った地域もありますが、山地の岩場などに巣を作るイワツバメは営巣に追われている季節でしょう。尾瀬などでは山小屋やビジターセンターなどの軒先にも多く見られ、その姿は春先の風物詩として被写体にもなってます。そんなことからコロナ自粛で山小屋は開かなくても、登山者がいなくてもイワツバメは今年も黙々と巣作り、子育てに勤しんでいることと・・・

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ワタスゲの季節

2020年6月17日

カレンダーを眺めていると、緑の湿原にワタスゲの白い綿毛が揺れる季節に思えます。そんなことからでしょうか、平日でもかなりの人たちが尾瀬ヶ原を楽しんでいるそうです。ただ不測の事態に力強い山小屋が営業していないだけではなく、山岳救助関係者の話の中にはコロナ対応があり、これまでのように即救助対応ができないとのことです。当然のことですがヘリによる救助なども同様のようですから、私自身を含めて尾瀬を楽しむ人は・・・

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トンボ池

2020年6月16日

梅雨空の下昆虫館の脇の小さなトンボ池を覗いてみましたら、何種類かのトンボが活発に飛び回っていましたので、久しぶりに持参したルミックスGH5とGH5Sで、いつものように写真と4K動画を撮影しました。また、このトンボ池ではモリアオガエルの卵塊がたくさん見られますし、夏の夜には蛍が乱舞する生きものたちの楽園でもあります。そんなことから、生命育む小さな人工の池でのドラマをこれからも・・・

 

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尾瀬のトイレ

2020年6月15日

山小屋が営業していない尾瀬ヶ原関係では、鳩待峠、山ノ鼻、それから東電小屋のトイレは使用できるものの、竜宮トイレや見晴トイレ、さらに赤田代の公衆トイレはしばらくの間使用できないようですから、そうしたトイレ事情を前提で行動しなければならないようです。本来ならば湿原の緑が日々輝きを増して、一年で一番美しい光景を堪能できる季節ですが、今年の尾瀬ばかりは・・・

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静かな尾瀬

2020年6月14日

週末の入山者増を危惧していた関係者は、ミズバショウの季節が過ぎ梅雨に入ったことなどから、比較的静かな尾瀬に胸をなぜ下ろしていたそうです。しかし、今のところ不確定情報ですが、7月からは尾瀬ヶ原、尾瀬沼地区の山小屋が営業開始を目指しているらしく、引き続きコロナ感染を危惧している人も少なくないようです。その尾瀬で人目を気にしないで尾瀬暮らしを謳歌しているのはやはりニホンジカらしく、至るところに食害、ぬた場が見られるとの・・・

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サイハイラン

2020年6月13日

ここ数年は赤城自然園で毎年撮影しているサイハイランを、今年もシャクナゲの谷にて撮ることができました。ただ撮影が1~2日遅かったためでしょうか、精彩さが幾分失われてしまったように感じました。それから、このシャクナゲの谷には地下270mから汲み上げた水が、人工的とは言うものの流れをつくり昆虫や野鳥たちと多く出会えるエリアで、直射日光を避けながら水音に耳をかしながらの時間を楽しむには・・・

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梅雨入り

2020年6月12日

関東甲信越から南東北までが梅雨に入ったようだと発表され、しばらくの間は雨の多い日々での撮影を続けることになりそうです。とは言うものの雨の中での移動、撮影はけして快適と言えませんし、効率もかなり悪くなってしまうのが現実です。しかし、そうした様々な要因をクリアすることにより、天水を浴びた自然が見せてくれる情景に会えるのでしょうから、日本ならではの梅雨の季節を大いに活用しての作品づくりを・・・

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緑の湿原

2020年6月11日

入山自粛の続く尾瀬ですけれど関係者の情報を元に想像してみると、尾瀬ヶ原を囲む森は緑色を深めて湿原の緑の中に、背を伸ばして来たワタスゲの白い綿毛(花穂)が揺れる季節かと思います。写真は中田代竜宮十字路からの至仏山、それから景鶴山の様子を撮影したものです。ミズバショウの季節が過ぎて尾瀬は日々花の尾瀬に変貌しているでしょうから、梅雨空の下静かな木道を歩きながら花々との出会いや、幻想的な光景を楽しむのも・・・

 

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