自然写真家 新井人の世界

徒然なるままに

水沢山

2018年12月3日

毎日眺めている水沢山なのに、これまで登る機会がありませんでしたが、ふとしたことで登ってみましたら、急登の連続と登山道の狭さに驚きました。しかし多くの人が繰り返し登っているとのことで、結構な賑わいの山でした。そんな水沢山の中間地点で多くの小鳥たちと出会うことができたので、槍ヶ岳に入れていた100-400mmで野鳥撮影をしてみました。身近な山で知った・・・

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冬鳥

2018年12月2日

雑木林のコナラやクヌギなどの葉が日増しに落葉して、南に傾いている陽射しが林床いっぱいに広がる季節となり、いわゆる冬鳥の多くが住人として訪れ始めています。鳥に疎い私にはその名前などはまったく分かりませんし、個体がどんな生活を営んでいるのかを想像することもできません。しかし森の中をゆっくり歩いていると、時としてその姿を見つけることもありますから、GH5にLEICA DG VARIO-ELMAR100-400mmF4.0-6.3を取り出して、慣れないオートフォーカスにて撮影することがあります。しかし、何と言っても鳥撮影の素人ですから・・・

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師走

2018年12月1日

月めくりのカレンダーもついに最後の一枚となってしまい、あらためて歳月の速さを実感しています。その師走は本来ならば上州名物からっ風、赤城下ろし、あるいは上越国境の山から吹き付ける寒風で砂埃が舞い、時として景色を埃色と染めるのですが、今年は様子が随分と異なっています。お犬様の散歩中に行き合う人々も、今年は暖かいねと笑顔で言葉を交わす毎日です。しかし、さすがに赤城西麓の地ですから、いつまでもこんな穏やかな日和が続くはずもなく・・・

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明日から師走

2018年11月30日

連日の暖かさに冬だということを忘れてしまいそうでしたら、めくりそうにしたカレンダーが明日からは師走だと教えてくれました。その師走は若い頃のようではないものの、やはり胃と懐に負担のかかる季節ですから、身の丈を自覚しながら適度な・・・

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落葉

2018年11月29日

色づきが例年に比べて鮮やかさに欠けていた分でしょうか、今年の紅葉は随分と長い間楽しませてくれたように思います。その紅葉も一枚、また一枚と木々を離れて一面に広がっています。写真は小春日和の陽射しを利用しながら、その様子をローアングルにて撮影して命の終焉を記録しています。落葉は私が撮影をしている間でも休まず積み重なり、日毎にその厚みを増しながら色あせていき、やがては土に還っていくのでしょが・・・

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トゲトゲが

2018年11月28日

豪雪地帯の根曲りブナを見ますと、写真のような針にも似たトゲトゲがよく見られます。実はこのトゲトゲは樹幹流が根元の集まることにより、根元が洗われてしまい自身が倒れることを防ぐための知恵、生き抜くための知恵と思われています。つまり、このトゲトゲにより樹幹流を分配しているとのことです。自己防衛をする物言わぬブナ、何も語ろうとしない・・・

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歩く

2018年11月27日

以前から歩くことを目的で赤城自然園に入園している方が多いと感じていましたが、最近は私もその仲間入りをしてしまいました。その歩く人たちは夏の暑さを森が和らげてくれ、バークの散策路は足に(膝に)優しい、などの理由を話してくれました。その意見については大いに頷いていましたが、最近落ち葉の積もった道を歩いていて気がついたことがいくつかありました。そのひとつは葉を落としたとはいえ森が空っ風を和らげてくれること、赤城下ろしが吹きすさび撒き散らす砂埃が少ないことなどで、いかに森の中での歩きが・・・

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よく当たる

2018年11月26日

朝は冷え込んでも谷川岳がくっきりと見える日は、穏やかな日になると言われていますが、その言い伝えは見事に当たります。その谷川岳は白く雪化粧をしましたものの、陽射しで溶けたり風に飛ばされたりして黒い岩肌が見えてきましたから、まだまだ雪山登山には不向きのようです。明日からしばらくは気温が上がりそうですから、せっかく降った山々の雪もさらに消えていくように思えます。次に寒波で再度雪化粧する日は・・・

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ようやく雪が

2018年11月25日

今回の寒波で待望の雪が降ってくれましたから、雨乞いならず雪乞いをしなくてもすみそうな気配になり、スキー場関係者のみならず多くの方が胸をなで下ろしていると思われます。ただ長期予報を見ますと県北の天気は晴れ曇りの日が続くようですから、喜んでばかりはいられないのが現実のようにも思われます。今年も残すところ一週間で師走を迎えますから・・・

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引力に負けて

2018年11月24日

伊豆山稜線歩道を歩くたびに必ず訪ねていた猫腰の大ブナが、遂に地球の引力との戦いに敗れたのか18mと言われていた長く伸びた枝(幹?)が折れてしまいました。繰り返しになりますが猫越や手引頭周辺には個性豊かな大ブナが多くあり、撮影の良き被写体になってくれていますものの、次々に姿を消していくのは自然の摂理とはいえ寂しい限りです。写真はともかく4Kでの撮影はまだスタートしたばかりですから、この先いくつのブナが・・・

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2025年11月9日
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