自然写真家 新井人の世界

徒然なるままに

紅葉

2015年10月12日

富士山の初冠雪が昨年よりも5日早く観測されました。東北の山々でも山頂から中腹に、あるいは山麓の森林帯にと紅葉前線が駆け下りています。群馬でも高山の

紅葉は終わりに近づき、ブナやミズナラなどの森を錦秋に染め始める季節となりました。しばらく尾瀬に入っていないから、様子は想像する以外にありませんが、草紅葉から周辺の森にと移っているでしょう。その尾瀬も残すところ半月で今年のシーズンを終えます。尾瀬ケ原

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寒露

2015年10月9日

一日遅れてしまいましたが、早いものでもう二十四節気の寒露です。夜明けが遅くなり夕暮れが釣瓶落となり、ネコがやたらと布団の中に入って来ます。寒がり屋ですからストーブも何度か使いましが、やはりネコが前から離れません。今頃からこんなありさまでは、上州名物の空っ風が吹き荒れる本格な冬はどうするんだ、とネコと自分に言い聞かせてはいるものの、やはりストーブからは離れがたしです。少しは気合いを入れなくては。写真は富士見田代です。富士見田代

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今年開校10周年を迎えました。開校準備のころから毎年撮影会でお世話になっていますが、霊峰白山山麓の大白川を始め、ホワイトロード沿線の名瀑群、天生湿原とブナの原生林、そしてもちろん世界遺産の合掌集落にと魅力に溢れた撮影の基地です。さらに田中シェフが腕によりをかけたフレンチ、天然温泉など、撮影の疲れをほぐす心地よい空間としてもお薦めの施設です。ぜひご利用下さい。

*https://toyota.eco-inst.jp/トヨタ白川郷自然学校

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芳ヶ平2

2015年10月7日

草津白根山の火口周辺規制(レベル2)により、駐車場からの登山道が立ち入り禁止となり(昨年6月)、めっきり訪れる人が減った芳ヶ平は静かな湿原です。草紅葉は幾分色あせたものの、カラマツ、ナナカマド、針葉樹、そして白い山肌とが秋空に映えて火山地帯独特の景観を楽しませてくれています。それから「芳ヶ平ヒュッテ」の美味いコーヒーと四匹のイヌたちの歓迎が、流れる時間を満たしてくれます。頭上の渋峠の喧噪とは別世界です。芳ヶ平

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芳ヶ平

2015年10月6日

国道の最高地点渋峠から、芳ヶ原湿原を俯瞰撮影しました。芳ヶ原湿原は尾瀬、渡良瀬遊水池につぎ、今年5月にラムサール条約湿地に登録されましたが、これまでのように草津白根山からの登山はできなく、渋峠、あるいは草津温泉からの登山道を利用することになっています。それにしても、今朝も渋峠から夜明けを狙っているカメラマンは多く、大混雑ではないでしょうか。ただし、芳ヶ原湿原まで歩いて撮影をする方は、ごくごく少数でしょうね。

芳ヶ平
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片貝池

2015年10月5日

昨日に続き奥只見ネタです。1938年(昭和13年2月)厳冬の奥只見に当時の帝国陸軍機が墜落して、7名が犠牲になりました。その現場を訪ねたくて友人の協力でボートをチャーターして、残雪が眩しい季節に片貝池まで行きましたが、結局時間の関係もあり現場を見ることはできませんでした。聞くところに、南魚沼の有志の方々が今でも供養を続けているとか。屹立した岩肌とブナの原生林に包まれた片貝池は、実に神秘的な湖でした。「蒼い靄の中で・尾瀬沼殺人事件」(日本写真企画刊・1,300円)にて、若干紹介しています。片貝池

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尾瀬三郎

2015年10月4日

尾瀬の地名の由来になったとも言われています尾瀬三郎藤原房利は、時の権力者平清盛との三角関係に破れて、都落ちして越後に逃れて来たとされています。銀山平の高台に建つ像(1965年)には尾瀬中納言とありますが、後年桧枝岐村中土合公園に新しく建てられた像には、何故か尾瀬大納言と記されてありますがはたして・・・そんな歴史とロマンを秘めた地も間もなく錦秋に染まります。出かけてみませんか。尾瀬三郎

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パノラマカメラ

2015年10月3日

懐かしいフジフィルムのパノラマカメラG617です。レンズはEFフジノンSW105mmF8が固定です。(後に3本の交換レンズタイプが発売)1986年からラムダのザックに45判と共に入れて、尾瀬を集中的に撮影しました。そして1989年に偕成社から「尾瀬・四季と花」(1,600円+税)を発表しました。なんといっても220フィルムで8カットですから、フィルム交換が忙しかったです。このデジタル時代、こんなユーニークなカメラを販売してくれるメーカーはないのでしょうか?。もっとも、あまり売れないでしょうが。(それにしてもきたないカメラ)パノラマカメラ

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レンズヒーター

2015年10月2日

これからは外気が日に日に下がり、夜明けの撮影時や夜間の星空撮影ではレンズが曇ってしまうことがあります。そんな時に心強いのがレンズヒーターです。このヒーターは友人の手作りですが、私が六里ヶ原で浅間山と星空を3時間インターバル撮影した時に、気温がー13℃でしたがまったく曇らず美しく澄んだ撮影ができました。関心のある方は直接モトキカメラ総合館(0279-25-1488)にお問い合わせ下さい。ちなみに価格は3,500円(税込、送料別)です。レンズヒーター

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初冠雪

2015年10月1日

北海道に渡っている友人から、大雪山の初冠雪のメールが届きました。何でも昨年よりも数日遅いとのことですが、北の峰峰は秋から駆け足で冬化粧の季節のようです。写真は尾瀬の燧ヶ岳に次ぐ東北の高峰鳥海山ですが、日本海から一気にそそり立つ独立峰のために、山頂付近が冬支度でも中腹が秋、そして麓に広がるブナのあがりこの森中島台辺りでは、ツタウルシやオオカメノキなどが色づき本格的な秋の準備中でしょうか。いずれにしても住人のクマたちには申し訳ないが、ブナの実を拾い集めてビールが飲めるのももうすぐです。鳥海山

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