コロナ禍で入山者が激減しているところに、天候が概ね一月もぐずついてしまい追い討ちをかけていました。そんな尾瀬でほんの数時間ですが、雲が切れて青空が広がってくれました。湿原ではすでに草紅葉が始まり、池塘のヒツジグサも秋色に染まり始めていました。現在尾瀬ヶ原で休業中の山小屋も草紅葉の季節を迎え、順次営業を再開するとのことでしたが、尾瀬の季節もいよいよ終盤となりますから・・・
コロナ禍以前から比較的人混みには無縁な生活をしていますが、ここ1年8ヶ月程は外出時のマスクは世間並みに定着しています。それでも人に会わない山道などではもちろん外して、山小屋などでは当然つける様にしています。最近はテレビでも人との距離がある場合はマスクを外して・・・などとアナウンスしていますが、機材を背負っての登り道でマスク着用はキツイ場合もあり、これからも社会人としてのエチケットを守らなければ・・・
晴れ上がると残暑が厳しく汗まみれになりますものの、朝夕はすっかり気温が下がり上着を着込まないと寒く、寒暖の差が著しい晩夏と初秋が同居する尾瀬です。尾瀬ヶ原に咲く花はエゾリンドウなど限られた種類となり、花の尾瀬の終盤とも言える季節です。また尾瀬ヶ原や尾瀬沼に向かう登山道沿いなどには、多くのキノコたちが見られ足下の小さな秋を感じることもできます。尾瀬の季節も残すところ後一月強ですから、尾瀬が見せてくれる一瞬の表情を・・・
NHK秋田放送局が一年半の歳月をかけて制作し、2006年3月5日にNHKスペシャルとして放送した「巨樹 生命の不思議~緑の魔境・和賀山塊~」を、久しぶりにじっくりと視聴しました。和賀山塊は東北地方の背骨と言われている奥羽山脈の秋田県、岩手県にまたがる山域で、私もガイドを頼んで一度だけ写真のブナを訪ねたことがあります。一帯はブナだけではなくミズナラ、クリ、クロべなどの巨樹が多いと言われているものの、まだまだ奥深い秘境のために・・・
点検に出していたカメラが戻って来ましたから、雨具を着込んで赤城自然園を歩いて見ましたところ、傘をさして園内を散策する人の多さに驚きました。そうした人たちと時折言葉を交わし、点検を終えて戻ってきたカメラのテスト撮りをしてみました。それにしても雨の中の森の表情は豊かで、連日撮影しても新鮮な印象を与えてくれますから、機材が濡れるのも忘れて写真に加えて4K動画までも・・・
霧雨が煙る森の中は人影も疎らだけではなく、普段ならば途切れることなく聞こえる野鳥の囀りもほとんどなく、時折強く傘を打つ雨音ぐらいしか耳に入りませんでした。しかし、見慣れたはずの景色は霧の影響から普段とは異なり幻想的で、機材が濡れることも忘れて撮影してしまいました。天気予報ですと明日も同様な空模様の様ですから、また幻想的な光景狙いをと考えていますが、果たして思惑通りの世界に会えるのか・・・
列島に横たわる秋雨前線の影響で、天気予報を見てもしばらくはぐずついた天候が続きそうです。加えて山間部では気温が急激に下がり、10月上旬のような陽気とのことです。本来ならば新月が近づいて来たから、星空の撮影に出かけたいと準備をしたのに、先月に引き継ぎ今月も水疱になりそうです。それにしても今年の夏はコロナだけではなく、天候に祟られ続けた夏だったと振り返っています。つまり自然相手の写真家殺すには刃物は要らぬ・・・
マンボウ、緊急事態宣言などで撮影の機会は激減していますが、やはりカメラの定期点検は忘れてならないと思い、それぞれのメーカに宅配便にて依頼をしました。本来ならば上京して直接点検してもらい、夜は花のお江戸で情報交換を楽しむのですが、今年も昨年同様にそれは叶わず残念でなりません。そんなことから一泊二日は仕方なしにMac相手に、撮影済の写真と4K動画の整理することになってしまいました。9月に入り秋雨前線が横たわってしまい・・・
ろうがいについて辞書を紐解いてみると、労咳・漢方名の肺結核、老害・硬直した考え方の高齢者が指導的立場を占め、組織の活力が失われること、などがあります。私もすでに高齢者の仲間入りして久しいのですが、組織に属していないことと指導的立場に縁遠いことが救いです。それにつけても権力者の老害ほど社会を歪める・・・
厳しい残暑を避けて自宅軟禁的生活ばかりしていては、機材の詰まった槍ヶ岳を背負って歩けなくなると、森に感謝をしながら歩いては見るものの、すっかり低下してしまった視力のためか見えないものが多すぎます。そんな折に若い人から森に住む小さな生き物を教えてもらうと、未知なる世界との出会いになり心が弾みます。同時に森は植物だけではなく昆虫や野鳥、そして獣類など多様な生き物の棲家であることに気づきます。やはり森は・・・
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