自然写真家 新井人の世界

徒然なるままに

樹海

2021年10月2日

樹海と聞くと多くの人が富士山麓の青木ヶ原樹海をイメージするでしょうが、東北地方には世界自然遺産の白神山地を始め、多くのブナの樹海がありますもののなかなか全容は見られません。写真は十和田湖の北側に広がるブナの樹海ですが、安易に入り込んでしまうと迷って戻ることはできません。そんなこともあってか、青木ヶ原樹海は自殺の名所などとも言われているようです。もっとも自殺の名所とは、松本清張の「波の塔」の影響が少なくないとも・・・(レタッチの得意な人ならば、左上の岩木山を出せるのでしょうが)

 

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くろくまの滝

2021年10月1日

津軽半島鯵ヶ沢町で日本海に注ぐ赤石川は、世界自然遺産白神山地をその源流としています。その赤石川の支流滝ノ沢にあるのがくろくまの滝で、落差が85mと青森県内では最大級と言われています。また林道を上り詰めていけば津軽峠を越えて、白神山地観光で人気の高い西目屋村に至ります。それから写真のブナはくろくまの滝駐車場から林道を5~6分歩き、感を頼りに尾根道を登れば会うことはできますものの、登山道どころか獣道もないために・・・

 

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十二本ヤス

2021年9月30日

太宰治の故郷としても知られている旧金木町の、市街地から東へ林道を20分程進むと「十二本ヤス」と呼ばれる、アオモリヒバ(ヒノキアスナロ)の巨木が祀られています。この木は新しい枝が出て十三本になると一本が枯れて、常に十二本になると言われています。また枝の形が漁に使うヤスに似ているところから、「十二本ヤス」と呼ばれ神木として崇められています。それから十二とは十二月十二日の山神様の祭典に通じる神聖な数とも・・・

 

 

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宇曽利湖

2021年9月29日

下北半島恐山にある強酸性のカルデラ湖で、恐山観光の代表地と言われていますものの、下北半島での撮影のほとんどを、アオモリヒバと呼ばれているヒノキアスナロの原生林のために、恐山をふくめて立ち寄ることは稀です。恐山はイタコさんで有名な日本三大霊場のひとつ、しかも遠隔地なのにお参りしないのは勿体ないと言われますが、道のないアオモリトドマツの森に入り込んでの撮影に追われ、いわゆる人並みの観光をする余裕がないのが現実で・・・

 

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納期1~2年とも

2021年9月28日

14年ぶりにモデルチェンジした新型ランクル(300)の納期が、販売店などの話だと1年から2年かかるとのことです。生産台数が一月に一万数千台のヤリスなどに比べて、4~500台程度の生産し出来ないランクル、しかもその9割ほどが輸出と言われていますから、おのずとして納車が遅れてしまうようです。ちなみに前回の200でも3~6ヶ月とも言われていました。写真はそんな旧型になった200ですが・・・

 

 

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縄文ネズコ

2021年9月27日

以前紹介したように山形県最上地方は巨樹、巨木の宝庫です。その中で特筆したいのが写真の「縄文ネズコ(クロベ)」です。場所は最上郡真室川町通称男甑山林道脇です。ちなみに向かい合う女甑山には、ブナの自然林を20分ほど歩くとカツラの巨木「女甑山の大カツラ」があります。この縄文ネズコは岐阜県「平湯の大ネズコ」に次ぐ巨木です。ただ県道35号線から林道に入るとダートが多いために、林道に不慣れな人は要注意かと・・・

 

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早い小屋じまい

2021年9月26日

コロナ禍で入山者の少なかった尾瀬は、ほとんどの山小屋が10月16日(土)で営業を終えて、早々と小屋を閉めて下山するらしいとのことです。例年ならば11月上旬まではどこかの小屋が開いていて、晩秋から初冬の撮影の基地となっていたのに残念です。ただ、戸倉から鳩待峠に通じる県道は、大雪が降り自然閉鎖にならない限り、11月上旬までは通行できそうです。そんなことから、今年の尾瀬を快適に楽しむことができるのは後20日余り・・・

 

 

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解除になりそう

2021年9月25日

現在19都道府県に発令されている緊急事態宣言が、今のまま感染が低下していけば30日でほとんどが解除になりそうです。最も別記したように多くの人々が移動していますから、何を今更と受け止める人も少なくないようです。とは言え正式に解除されることは喜ばしいことで、県境を跨いだ移動、個人的には秋の深まる東北地方に気兼ねなく行けるし、他地域での撮影も自由度が増すことになります。しかし、解除後に待っているかもしれない第6波を・・・

 

 

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人出多く

2021年9月24日

秋晴れの好天に恵まれた秋分の日(彼岸の中日)は、緊急事態宣言発令中にも関わらず東名、中央、関越、そして東北道下り線で渋滞が起き、行楽地の賑わいなどがライブカメラで確認できました。当地でも近くのコンビニなどに、首都圏を中心としたナンバーの車が目立ちました。つまり多くの人たちが緊急事態宣言に慣れ、疲れ、うんざりしたのでしょうか、加えてワクチン接種の安堵感などから気持ちが緩んだのか、これまで我慢をしていた外出をしたようで・・・

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お中日

2021年9月23日

秋分の日は春分の日同様昼間と夜の長さがほぼ等しいようですが、これからは日々夜の時間が長くなります。秋の彼岸のお中日ですからご先祖様の墓参りを済ませたら、ノンビリと秋の一日を過ごしたいと思います。

 

 

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