東電小屋の西側に数台のカメラが並び、夕暮れのドラマに期待していましたが、見事に外れてしまいました。当然私もその一員として単なる写真だけではなく、2秒にワンカット×600枚のインターバル撮影を行い、タイムラプス動画を狙いましたが実現はしませんでした。負け惜しみを言えば自然を相手にしていることですから、思い通り、狙い通りにいかないのは日常茶飯事です、したがって特段・・・
北国では街路樹にナナカマドを植えている街もたくさんあり、広く知られたナナカマドが実を真っ赤に熟して秋を感じさせています。撮影場所は中田代下ノ大堀の休憩用ベンチから、景鶴山をボカして撮影しています。光線状況としては理想の真逆の状態ですが、尾瀬ケ原の早い秋は表現できたのではと思います。これからは日々風が葉を一枚、一枚と剥ぎ取り・・・
昼夜の寒暖差が大きくなった尾瀬では、周辺の山々よりも一足早く湿原が秋色に染まる草紅葉が見頃を迎えている。そして長く伸びる木道を歩きながら湿原を覗き込むと、レンゲツツジ、ヤマウルシ、ウワミズザクラなどの赤色が、黄金色の湿原に見事なコントラストを見せている。また点在する池塘ではヒツジグサの葉も負けじと赤や黄色を深めている。この草紅葉は来月上旬まで楽しめ、その後山々が紅葉して尾瀬は錦秋を迎え・・・
花の尾瀬の最終ランナーとも言われているのが、草紅葉の湿原に青紫色の咲かせるエゾリンドウです。今年は梅雨明け宣言以来長雨が続きましたから、例年通りに咲いてくれるのかと心配していた人もいましたが、なんとか無事に咲いてくれました。湿原に伸びる木道をゆっくりと歩きながら、時折流れる心地よい風に吹かれていますと、日に日に秋の深まりを肌で感じながら、雪解けから先を競いながら咲いた花々の姿を・・・
オゼナスとは尾瀬での俗称、通称で、正しくはオオマルバノホロシです。夏にナスの花によく似た紫色した花を咲かせていましたが、草紅葉の季節となりすっかり熟しました。写真はヨッピ橋近くでの撮影ですが、台風18号の影響を受けたらしくて倒れかかっていました。他にも夏に花を楽しませてくてた多くの植物が、それぞれ個性的な実を付けて小さな秋を楽しませてくれています。木道を渡る爽やかな風に吹かれながら・・・
風景写真を長く撮影していますと、水平線の扱いに結構神経を使います。もちろん最近のデジタルカメラには水準器が内蔵している機種も多く、上手に活用している方も多いと思います。写真は尾瀬ヶ原中田代牛首分岐から200mmレンズで、下ノ大堀のシラカバを狙ったもので、一見水平線が曲がっているように見えますが、カメラの水準器だけではなくて外付けの水準器を着けての撮影ですから、傾斜しているのは湿原と光・・・
サラシナショウマの仲間でコナラ林には、小さな群生地があります。写真は運よくアサギマダラが飛んでいましたから、ISOを800にして絞り5.6・1/200で撮影しました。このように、ISOを自由に変えられるのもデジタルカメラの利点です。それにしても森の中は暗いからシャッターブレには細心の・・・
彼岸花、曼珠沙華、火事花などと呼ばれていて、毎年お彼岸の頃に咲きます。今年も数こそ少ないものの赤城自然園の随所で花を咲かせ始めました。写真は久しぶりに持ち出したEOS 5D-4+70-200mmF2.8L ISで撮影しましたが、やはりズームレンズですから単体のマクロレンズのボケ味には今一歩といったところです。しかし・・・
日本列島各地に爪痕を残した台風18号が去り、台風一過の青空が広がりました。そんな中赤城自然園を歩いてみましたら、大きな被害こそ受けなかったものの、ヤマグリやまだ熟さないコナラなどの実がいたるところに落ちていて、歩くと潰れる音が聞こえてきました。今年は天候不順などから山の実物の多くが不作のところに追い打ちをかけた台風による落果で・・・
写真はいずれも16日の午前中、台風18号接近のニュースが流れて人影が疎らな赤城自然園で撮影したアサギマダラですが、ISO800・シャッタースピード1/640・f5.6で撮影したために、羽の動きがしっかりと分かります。もちろん、4K動画から4Kフォトとして切り出せば60コマ/秒ですし、6Kフォトでしたら30コマ/秒ですから、さらに詳細な飛び方を確認することが可能です。人間の目では到底敵わない科学の目・・・
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