今日は二十四節気の夏至で、昼間が最も長く夜が最も短い日です。尾瀬ヶ原では例年にないたくさんのワタスゲの綿毛が、緑の風に揺れ始めましたから、5D-4に16-35mmF2.8,24-70mmF2.8,70-200mmF2.8,180mmF3.5マクロ、そしてMAVIC PRO,さらに各バッテリー、充電器の詰まった槍ヶ岳(23kg)を背負って撮影に出かけましょう。そして・・・
写真は15日午後の山ノ鼻植物研究見本園での撮影です。生憎の天候でしたが、かえって柔らかな光が満遍なく回り、ミズバショウの群生がそこそこに見えます。しかし、晩霜の影響でかなりの被害を受けてしまい、個体をマクロレンズで撮影することはできませんでした。それでも例年よりは形の良い、しかも小振りのミズバショウが多く咲いてくれて、昨年と比較すれば雲泥の差と・・・
至仏山の麓に広がる山ノ鼻植物研究見本園は、尾瀬ヶ原でも残雪が遅くまで残る関係で、ミズバショウの開花時期は最も遅くなりますから、まだまだ楽しむことができます。もちろん晩霜の被害でやや精彩さには欠けますが、それでも今年は個体数が多いからそれなりにはです。その見本園でもニッコウキスゲの芽が多く見られるようになりましたが、ニホンジカの食害に遭わなければ・・・
見本園での撮影を終えて至仏山荘に戻る途中、年配のご婦人が100-400mmレンズを着けてダケカンバを眺めていたので、立ち止まって見上げてみたら給餌のアカゲラが目に止まりました。しかし180mmマクロレンズしかないために撮影を躊躇しましたが、5D-4は4K撮影時にクロップして約300mmになると思い、お裾分けをいただきますと断り撮影をしてみました。そして初めてのアカゲラ撮影だからトリミングを前提に、写真撮影もしてみましたのが・・・
すっかり雪が消えた湿原では、ミズバショウやリュウキンカだけではなくワタスゲ、ヒメイチゲ、ヤチヤナギ、チングルマ、ショウジョウバカマなどなど、多くの植物が次々と花を咲かせています。また登山道沿線ではムラサキヤシオ、オオカメノキ、タムシバ、エンレイソウ、オオバキスミレ、スミレサイシン、コヨウラクツツジ、イワナシ、シラネアオイ、コミヤマカタバミ、エゾエンゴサク、キクザキイチゲなどの花々が。それからニホンジカの食害で激減してしまったニッコウキスゲの芽も・・・
尾瀬の話題が続いていましたが、津軽半島から初夏の便りをいただきましたから、ほんの少しだけご紹介します。写真は青森県深浦町艫作(へなし)崎ですが、他にも行合崎、さらに北上してつがる市(旧車力村)のベンセ湿原などで群生地があります。特にベンセ湿原の群生地は広大のうえ、背景に津軽地方のシンボル岩木山が収まる絶景です。しかし役所が建てた東屋がその景観を台無しに・・・
毎年のように東電小屋を訪ねては、西陽に照らされながらこのミネザクラを愛で、冷えたビールを飲むことを楽しみしていたのですが、今年は遂にその機会を逃してしまいました。この桜は尾瀬の長く厳しい風雪に傷つきながらも耐えて、春の喜びを与え続けてくれているだけに残念で仕方がありません。それから段吉新道のトガクシショウマにも今年は・・・
この季節の鳩待峠、山ノ鼻間で気になるのが、このアズマシャクナゲです。毎年繰り返して撮影していますから、当たり年外れ年もストックを眺めれば一目瞭然です。レンズは最低でも200mm,できれば300mmの望遠レンズが欲しいところです。それからこのシャクナゲの撮影をしていると、決まって聞かれるのが「何という鳥がいるんですか」。三脚を立てて高い位置にレンズを向けているからでしょうが・・・
尾瀬ヶ原を歩いていると大小幾筋もの川を見かけますが、木道の上からですとその流れの様子はなかなか把握できません。そんなことから風の止むのを待ち、Mavic Proを飛ばしてみましたら、大きく蛇行してゆったりと流れる下ノ大堀川の様子、点在する池塘、そして緑色を濃くしていく景鶴山などが、まさしく鳥の目線で眺めることができました。尾瀬ヶ原はこうした鳥瞰で見渡すと・・・
フィルム時代でしたら大判の45にしても、中判の67、あるいは花の撮影用35mm判でも、移動しながら効率的な撮影ができました。しかしデジタル時代になり通常の写真撮影に加えて、4K動画の撮影、そしてインターバル撮影、さらにタケコプターによる撮影と、二兎追うどころか四兎も追いかけていますから、遅々として前進ができずに被写体を追いかけることもままならない、実に情けない・・・
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