自然写真家 新井人の世界

徒然なるままに

スノーシュー履いて

2020年2月2日

雪の森あるきはやはりスノーシューが心強いです。山の先輩たちの中には西洋式カンジキよりも、やはり日本のワカンが一番だと言う人もいますが、私はやはりスノーシュー派です。特に森の中を移動しながらの撮影では、山スキーでは小回りが利かないためにスノーシューが有利です。そんなことから先日に続き白駒池周辺の森の撮影を、スノーシューを履いて東に南にと動き回っています。欲を言えばもう少し積雪が多い方歩き易い感じがします。無雪期には入り込めないコケの森の中も・・・

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ラクラクと

2020年2月1日

佐久から八千穂高原、麦草峠を越えて茅野に至る国道299号線は、メルヘン街道の名で親しまれていますが、冬季間は通行止めになっています。その国道を雪上車で白駒池に入ることができます。そんなことから坪庭などからの登山をしなくても、白駒池に入ることができ人気が高まっています。装備も山スキーやスノシュー、あるいはカンジキでなくても厳冬の白駒池に入ることができます。写真は白駒荘の雪上車ですが、これに乗車しての入山は快適で・・・

 

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頭上は

2020年1月31日

落葉広葉樹の森とは違い、針葉樹の森の光景は被写体が豊富です。もちろん白駒池周辺の森のコケの姿こそ少ないものの、タコ足のように広がる枝には雪が積み重なり、魅力的な情景を作り出しています。そんなことから駐車場から白駒荘までの600mの道が、1時間、あるいは2~3時間かかってしまうことさえあります。今回も白駒池周辺と青苔荘までの短い距離にも関わらず、撮影時間を4時間も費やしてしまいました。できることならば3~4泊して、周辺の森をじっくりと撮影したいと思いますが・・・

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重い雪いが

2020年1月30日

標高が2,000mを超す白駒池周辺に恵みの雪が降ってくれました。山荘の人の話ですと久しぶりとのことでしたが、軽いパウダースノーではなくて、湿った重い春のような雪でした。したがってスノーシューを履き湖上を歩くと、運動不足の体にはかなり応えました。そんな中好機を逃してはならないと、EOS 5D-4で写真と4Kをトータル275GBほど撮影しました。下界の温度が15℃にもなってしまった寒中に、異様な不気味ささえ感じながら・・・

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雪の森

2020年1月29日

白駒池周辺の森はコメツガ、トウヒなどの針葉樹が多く、普段撮影をしているブナ、ミズナラなどの広葉樹の森とは趣が異なります。そんなことからある意味新鮮で、撮影意欲も増します。しかし北八ヶ岳の厳しい環境に耐え続けている森だけあって、なかなか手強く撮影に悩むこともしばしばです。特にスノーシューを履いたとはいえ雪の森では行動が鈍くなり、撮影そのものの作業もスムーズとは行きません。そんなことから寒さに耐えながら悪戦苦闘を繰り返すことにより・・・

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白駒池

2020年1月28日

通称メルヘン街道と呼ばれている国道299号線が、冬季閉鎖で通行できなくても北横岳や坪庭、あるいは天狗岳方面からのツアーで訪れる人は多いらしい。しかし冬山の知識も技術もない私は、八千穂高原スキー場から雪上車に乗って駐車場まで行き、そこからスノーシューを履いて白駒池の森に入ります。実は私のような素人向けに白駒荘では、雪上車プランを設けています。(有料)何れにしても厳冬期に2,000mを超える森に入れる魅力は・・・

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消えたカラマツ林

2020年1月27日

先シーズン北八ヶ岳白駒池の帰りに偶然見つけた、植林したカラマツ林のサルオガセです。あまりのスケールの姿に写真と4K撮影をしました。その林がものの見事に伐採され、当然のごとにサルオガセも姿を消してしまいました。この一帯は霧などの通り道なのか、カラマツ林のあちこちでサルオガセを見ることができますものの、これほどの規模の林が消えてしまったのはやはり残念です。もちろん人工的に植林したカラマツ林ですから、伐採されるのは当然なのでしょうが・・・

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スノーシュー不要

2020年1月26日

奥利根に向かうにはと冬用登山靴とスノーシューを準備したものの、結局湯檜曽や藤原で使うことはありませんでした。また雪に覆われた田畑や森の中で、ウサギやキツネなどの足跡を探して見ましたが、ニホンジカの跡ばかりが多くあまり見つけることができませんでした。昨年八甲田山のモンスター撮影で冬靴とスノーシューで歩いて以来、今シーズンはまだ一度も履くことができませんから、気持ちの上では一日でも早く、できればブナの原生林の中を槍ヶ岳を背負って・・・

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春のような

2020年1月25日

有数の豪雪地帯としてテレビなどでも紹介されるみなかみ町藤原も、この冬ばかりは過去の記録にない小雪です。本来ならば夜半に発ち除雪車が動き出して、除雪車が渓流に雪を吹き飛ばす前に撮影しなければならないのに、今年は飛ばす雪がまったくありません。そんなことから流れは春のそれににて、光を浴びてゆったりと降っています。立春まであと10日ほどですが、冬将軍が南下して来てくれて夏の水不足の心配を払拭してくれるのか・・・

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マナイタグラ

2020年1月24日

インターバル撮影を終えてから高圧線鉄塔の写り込みが気になるものの、谷川連峰の一つと思い100-400mmで一枚だけ撮影しました。このマナイタグラは、以前谷川温泉近くから星空撮影含めて幾度か撮影はしたものの、まだ登山したことは一度もありません。谷川連峰は少し離れて眺めて見ますと、何とも広い山陵なのかと思い知らされます。その谷川岳も写真で分かるように積雪が極端に少なく、とても寒中の光景とは思えない・・・

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