自然写真家 新井人の世界

徒然なるままに

奥利根

2020年1月13日

明確な定義はありませんが、おおむね水上町より奥をそう呼んでいます。写真は藤原から片品村戸倉を結ぶ県道沿いですが、湯の小屋から先は冬季閉鎖地なっていますから、やはりスノーシューを履いての被写体探しとなります。川は利根川の支流の湯の小屋沢川で、雪の降りしきる情景を70-200mmの望遠レンズで切り取っています。ただ今年はご多分に漏れずほとんど雪なしですから、ツボ足で歩き渓谷を覗き見するだけでカメラを出す事さえできず・・・

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ブナ林

2020年1月12日

小雪とは言うものの、ブナの森に続く多くの道路が冬季閉鎖になっていますから、自ずとして行動範囲にも制約を受けてしまいます。そんな中比較的近場で入り易いのが玉原の森になり、できる限り吹雪く日を選んで撮影しています。もちろんツボ足では動けませんから、スノーシューを履きストックも使っての行動となります。玉原は関東地方では有数の原生林が広がり、特別な巨木こそないもののお気に入りの森です。またスキー場の賑やかな放送も雪に消されますから・・・

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栗太郎

2020年1月11日

赤城山麓には日本有数の野生栗の森があります。写真はその森を代表する栗太郎で、私が命名して以来すっかり認知されたようです。本来ならば写真のような雪の中での撮影をしたいのですが、この陽気ではいつになることやら憂鬱になってしまいます。それにしても、記憶にない暖冬小雪はいったいいつまで続き、何時になったら撮影ができるようになるのか・・・

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機具岩

2020年1月10日

能登半島では外海の能登金剛は、被写体として魅力に溢れています。特に巌門から車で7~8分の機具岩(はたごいわ)は、能登二見とも呼ばれる夫婦岩です。この岩ですが高さが16mが女岩、高さが12mなのが男岩で、伊勢二見岩とは高さが逆になっています。ここは波の花が舞う時はもちろんですが、能登半島屈指の夕陽撮影スポットでもあります。また能登に機織りを広げた、物語の舞台にもなっています。道路からの撮影ができる・・・

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波の花

2020年1月9日

冬の日本海の風物詩のひとつ波の花は、西高東低の気圧配置が強まり海が荒れると見られます。特に能登半島では外海の能登金剛、曽々木海岸、それから珠洲市の狼煙などがよく知られています。強い季節風に吹き寄せられたシャボンのような泡が、花吹雪のように天高く舞う姿は写欲をそそります。ただこの波の花は衣服につきますから、汚れても惜しくないような防寒着で撮影することがお勧めで。写真は能登金剛巌門の海岸からの撮影で、この波の花は・・・

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アカゲラ

2020年1月8日

昨年は結構な確率でアカゲラ、コゲラ、アオゲラの撮影ができたのに、今年はなぜか空振りの日が多く写真のアカゲラが今年初となりましす。しかし昨年の撮影条件などに比較すると、単に撮影できた証拠写真過ぎません。アカゲラのみならず多くの野鳥たちと出会えないのは、暖冬小雪の影響なのかどうかは不明ですが寂しい限りです。野鳥撮影は畑違いなのですが、彼らの声を聞き出会えた時の感動はしっかりと覚えましたから・・・

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寒に入って

2020年1月7日

昨日の小寒から節分までが寒の内と言うことになりますものの、週間天気予報を眺めている限りでは大した寒波襲来はないようです。年末寒波の影響で雪景色となった県北の山々、環境省の尾瀬沼定点カメラを見るとそこそこの積雪もあります。しかしいつもの冬景色とは明らかに違っていますから、まだまだ積雪量が圧倒的に不足しているように思います。冬寒く夏暑いのが自然の姿なのにそのバランスが崩れてしまい・・・

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初夢

2020年1月6日

初夢は元旦から2日の夜、または2日から3日夜に見る夢とされています。そして一富士二鷹三茄子が縁起が良いとも言われています。しかしドリンクタイムで爆睡をしてしまった身としては、まったく記憶にないのが正直なところです。さて、初夢はともかく今日から多くの企業、役所で新年の仕事が始まり、日常の生活がスタートします。それにつけても暖冬小雪の冬は、何とかなるのでしょうか。それとも、今年も自然災害が列島を襲うのでしょうか。先の見えない未来に・・・

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野鳥たち

2020年1月5日

赤城自然園で畑違いの野鳥撮影をしていて、一体どのくらいの種類に出会えるにかと思い園の方に尋ねてみましたら、すでに撮影しているコゲラ、アカゲラ、アオゲラ、ヤマガラ、カケス、ルリビタキ、エナガ、シメ、マヒワ、ツグミ、カワラヒワ、シジュウカラ、カシラダカなどの他にもコサメビタキ、ウソ、イスカ、ミヤマホオジロ、ゴジュウカラ、そしてオオタカまでもが園内で確認、撮影されているとのことです。さて、これから何種類の鳥たちの撮影ができるのか・・・

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赤城自然園

2020年1月4日

季節の草花が訪れる人々を魅了してやまない赤城自然園は、4月までの長い休園中です。しかし、土日には開園していますから、冬を生き抜く森と生きものたちのたくましさに触れることができます。特に土曜日は7時から早朝探鳥ウォークとして、野鳥愛好家などに特別開放しています。標高が600mを超える同園は一段と寒さが厳しい場所ですから、しっかりと防寒をして霜柱の散策路を歩くことで・・・

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