今季最大級の寒波襲来で一部で大雪が降っているようですが、その勢力はあまり強くはなさそうです。したがって、多くの地域で雪不足を解消するほどの降雪はなかったようです。そんなことから、またもや雪国への撮影行は無期延期になってしまいます。あるいは掲載紙の発売日などを考慮して、延期が中止になる可能性が大きように思います。地球温暖化、暖冬異変、小雪・・・
暦通り春の光を感じる赤城自然園を歩いて見ましたら、南斜面の日当たりの良い所にフクジュソウが数輪、厚く積もった落葉を持ち上げて咲いていました。今年は暖冬異変の影響で各地から春の兆しが聞こえてはいましたが、標高600mの赤城西麓の森で嬉しい春色と出会ったのは初めてでした。だからと言ってこのまま春に向かうわけでもないでしょうし、向かってもらっては困りますが、立春の日に出会った小さな春の光景はやはり嬉しく・・・
撮影優先の天気としては雪が降って欲しかったのですが、多くの組員の希望が叶い青空が広がりましたから、寒中とは言え気温も意外と上がりました。そんなことからコメツガやトウヒなどに積もった雪が溶けて、至るとことにツララが見られました。したがってスノーシューを履いて湖上を歩き回ると、20Kgの槍ヶ岳の重量も加わり汗を掻く始末でした。立春が近いとは言っても2000mを超す山域ですからと、防寒対策をして来たのにまったく予想外れの天候に・・・
警察庁指定を受けていない組員が男女18名が、白駒池畔の白駒荘に集まりました。組員は2,000mを超す雪の世界に雪上車に乗車して、汗も描かないで楽チン入山でした。そんなことから山荘から星空を眺めながら、夜遅くまでドリンクタイムを楽しみました。そして当然のように翌朝は見事な二日酔い者も多かったのですが、気合を入れ直して高見石まで登った組員もいました。組員の多くがスノーシュー、アイゼンが初めてでしたが、童心に帰り雪の中で戯れる姿は・・・
雪の森あるきはやはりスノーシューが心強いです。山の先輩たちの中には西洋式カンジキよりも、やはり日本のワカンが一番だと言う人もいますが、私はやはりスノーシュー派です。特に森の中を移動しながらの撮影では、山スキーでは小回りが利かないためにスノーシューが有利です。そんなことから先日に続き白駒池周辺の森の撮影を、スノーシューを履いて東に南にと動き回っています。欲を言えばもう少し積雪が多い方歩き易い感じがします。無雪期には入り込めないコケの森の中も・・・
佐久から八千穂高原、麦草峠を越えて茅野に至る国道299号線は、メルヘン街道の名で親しまれていますが、冬季間は通行止めになっています。その国道を雪上車で白駒池に入ることができます。そんなことから坪庭などからの登山をしなくても、白駒池に入ることができ人気が高まっています。装備も山スキーやスノシュー、あるいはカンジキでなくても厳冬の白駒池に入ることができます。写真は白駒荘の雪上車ですが、これに乗車しての入山は快適で・・・
落葉広葉樹の森とは違い、針葉樹の森の光景は被写体が豊富です。もちろん白駒池周辺の森のコケの姿こそ少ないものの、タコ足のように広がる枝には雪が積み重なり、魅力的な情景を作り出しています。そんなことから駐車場から白駒荘までの600mの道が、1時間、あるいは2~3時間かかってしまうことさえあります。今回も白駒池周辺と青苔荘までの短い距離にも関わらず、撮影時間を4時間も費やしてしまいました。できることならば3~4泊して、周辺の森をじっくりと撮影したいと思いますが・・・
標高が2,000mを超す白駒池周辺に恵みの雪が降ってくれました。山荘の人の話ですと久しぶりとのことでしたが、軽いパウダースノーではなくて、湿った重い春のような雪でした。したがってスノーシューを履き湖上を歩くと、運動不足の体にはかなり応えました。そんな中好機を逃してはならないと、EOS 5D-4で写真と4Kをトータル275GBほど撮影しました。下界の温度が15℃にもなってしまった寒中に、異様な不気味ささえ感じながら・・・
白駒池周辺の森はコメツガ、トウヒなどの針葉樹が多く、普段撮影をしているブナ、ミズナラなどの広葉樹の森とは趣が異なります。そんなことからある意味新鮮で、撮影意欲も増します。しかし北八ヶ岳の厳しい環境に耐え続けている森だけあって、なかなか手強く撮影に悩むこともしばしばです。特にスノーシューを履いたとはいえ雪の森では行動が鈍くなり、撮影そのものの作業もスムーズとは行きません。そんなことから寒さに耐えながら悪戦苦闘を繰り返すことにより・・・
通称メルヘン街道と呼ばれている国道299号線が、冬季閉鎖で通行できなくても北横岳や坪庭、あるいは天狗岳方面からのツアーで訪れる人は多いらしい。しかし冬山の知識も技術もない私は、八千穂高原スキー場から雪上車に乗って駐車場まで行き、そこからスノーシューを履いて白駒池の森に入ります。実は私のような素人向けに白駒荘では、雪上車プランを設けています。(有料)何れにしても厳冬期に2,000mを超える森に入れる魅力は・・・
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