本来ならば2,000mを超えた高地ですから、サラサラのいわゆるパウダースノーの雪のはずですが、コメツガやトウヒに重くおいかぶさる重く湿った雪が森を支配していました。そんなことからアイゼンを着けて歩くと団子状態になり、予想以上の負担となりました。それでも普段はなかなか足を踏み入れない森に誘われたことで、写真と4K撮影に熱が入り・・・
尾瀬ヶ原でも雪虫が活動始めていて、異常な陽気に不安を感じて帰って来ましたが、雪国のあちこちでこうした異変が起きています。ちなみに某2,000級のエイリアでも積雪が極端に少なく、山小屋のオヤジも生態系への影響を懸念していましたし、私も同感です。春は誰もが待ち焦がれるものですが・・・
山ノ鼻から鳩待峠への下山はもちろん夏道ではなくて、いわゆる冬道を登ります。そして終盤に鳩待沢からブナ林に登り上げて、ゴールの鳩待峠を目指します。写真は鳩待沢を登り上げた地点から至仏山を見上げていますが、写真からも積雪の少なさと雪の解け具合が分かるように、早過ぎる春の兆しを感じられます。小雪、早い雪解けは尾瀬に悪影響、ダメージを与えてしましますから・・・
厳冬期の尾瀬ヶ原ですから荒天は十二分に承知していましたが、まさか雨にたたれるとはまったく想定外でした。そんなことから撮影も描いていた半分もできない状態で、せめて下山日までに至仏山と燧ヶ岳の顔を見たいものと天に祈っていましたところ、その願いが叶ってか初めて快晴の朝に出会いことができました。しかし、まだ夜明けが遅く下山までの時間は限られていたために・・・
ヨッピ橋の下流で尾瀬沼から流れて来た沼尻川と合流して、只見川と名前を変えた流れは意外と水量があり、流れからも小雪暖冬を感じることができました。この流れは下流で平滑ノ滝、三条ノ滝と降り、会津地方を潤す阿賀野川となり新潟市の北で日本海に注ぐ長い旅を・・・
夜明けの撮影ではインターバルと通常撮影と、どうしても欲張りになってしまいます。しかし肝心の三脚がひとつしかなく優先順位に従わなければなりません。この朝も朝日があたる至仏山と雪原に靄が漂う燧ヶ岳を、しかもインターバル撮影したかったのですが、結局至仏山を優先してしまいました。すでにラムダの槍ヶ岳は20キロですから、さらに3.5~4.0キロの三脚をもう一本加えて・・・
雲が切れて雪原に陽が回って来ましたから、東電小屋裏手のブナ林を少し歩き只見川と燧ケ岳を、いつものように600カットインターバル撮影しました。幸いにしてほんの短い時間でしたが頂の雲が流れ、タイムラプス動画としては満足のいく仕上がりとなりました。それにしても小雪、加えて暖冬で雪が緩んでいて、とても厳冬期の尾瀬ヶ原とは思えない光景に・・・
入山日の夕方になり太陽が西に傾きかけた頃になり、景鶴山の山頂が時々顔を見せはじめてくれました。しかしその姿も小一時間程で再び隠れてしまい、結局は下山日の朝まで眺めることができませんでした。東電小屋から見慣れている景鶴山ですが・・・
天気予報とは裏腹に悪天候の中、尾瀬戸倉を飛び立ったヘリは揺れながらも東電小屋に運んでくれました。(コース選びの上手いパイロットに感心)その後も結局午後2時を過ぎるまで天候は回復せず、初日から不安なスタートとなりました。しかし、限られた時間の中で久し振りの厳冬の尾瀬を、写真はもちろん4K動画の撮影をしなければならなく・・・
まったくの若葉マークでスタートした野鳥撮影も、赤城自然園の方などのアドバイスで15種類程の写真と4K動画撮影をすることができました。それから園の方のお話ですと、これから春に向かいこれまでの野鳥に加えて新しい仲間も増えるとのことですから、もう少しの間園内を歩きながら新しい出会いを求めていきたいと・・・
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