すでに国外で発表されていた新しいランクルが、8月2日14年振りに国内でも発表になったそうですが、契約しても納期が1年とも1年半先ともささやかれているようですから、今ひとつ実感が湧きません。写真は私が36年前に初めて購入したランクル60で、おおよそ17万キロ走り撮影の相棒として支えて来れました。あれから歴代のランクルで約150万キロ走りながらの撮影人生を振り返ると、多すぎる思い出が次々に・・・
全国知事会が都道府県を跨いだ帰省、行楽の自粛を呼びかけたからではないけれど、新型コロナがこれだけ急激に蔓延してくるとワクチン接種済みとはいえ、やはり他県への撮影にブレーキをかけなければなりません。そんなこともあって近場の赤城自然園に足が向いてしまい、見頃を迎えたレンゲショウマの撮影と森を抜ける風を楽しんでいます。それにしても東京、神奈川、千葉、埼玉など首都圏の感染者数は凄いですね。もちろん群馬県も連日増加していますから・・・
迷彩服は着ないもののミズスマシの池に佇んでいる姿を、水飲みや水浴びに訪れる多くの野鳥たちに見られていたようですが、彼らは南側のツツジの茂みの中とか高い木の枝などにいるらしく、私からはなかなかその存在すら見極めることができません。ですからお目当てのカワセミも白い望遠レンズと私を、どこからか監視していたのかもしれません。それにしても、餌となるクチボソがカワセミの旺盛な食欲を満たすだけいるのか、あるいは鯉に食べられてしまったのか・・・
真夏の太陽の下赤城自然園では、別名を森の妖精とも呼ばれているレンゲショウマの花が多くなり、腰を低くしてカメラに収めている人の姿が目立ちます。中には補助光としてストロボを活用しての作品づくりに、真剣で取り組んでいる人も少なくないようです。森の木々が直射日光を遮ってくれるために、体にかかる負担が軽減されているとは言え汗を拭き拭きの撮影ですから、こまめな水分補給に心がけないと熱中症の危険もあり・・・
運良く撮影が出来たからと連日出かけてみたものの、その後はサッパリと姿を見せて来れなくなってしまいました。ただカワセミに詳しいと見られる女性に鳴き声は聞こえます、と言われたものですから賑やかな散策者を警戒したのだろうと、静かな時間帯を狙って張り込みを続けました。しかし、やはりカワセミは一度も姿を確認出来ないままの日々が続いています。そんなことから、ミズスマシの池にいると言われているクチボソが少なく・・・
赤城自然園のそこかしこで夏の同園を代表すると言われているレンゲショウマが、今年も見頃を迎えてるとのことなので、少し天候に不安を感じながらも出かけて見ました。案の定カメラのISOを1,000に設定してもF6.3・1/10秒と、決して花の撮影に相応しい条件ではありませんでした。それでも一年振りの再会は嬉しく、時に傘をさしながら撮影をすることができました。次はもう少し天候の良い日を選んで雨の中とは違った・・・
日中の猛暑、酷暑も日が暮れて時間が経つにつれ、嘘のように涼しくなるのが高地の湖畔です。とは言え長年ミノムシ生活をした者としては、テントを張りキャンプをする気持ちにはなれませんが、湖畔で星空撮影を楽しむことはできます。天文手帳によると8月2日の月の出が23:59分ですから、しばらくの間は天候さえ見方をしてくれるなら、夏の天の川など星空撮影の好機かと思います。さて避暑を兼ねて高地の、できるなら湖沼畔に腰を下ろして・・・
暑中お見舞い申し上げます。
コロナ禍の中連日の猛暑、酷暑が続いています。
皆さまのご自愛をお祈り申し上げます。
2021.盛夏
多様な表情の森とは言え限られたエリア内での撮影のために、繰り返し訪ねているとどうしても被写体がマンネリ化してしまい、新しい世界を探せなくなってしまいます。そんなことから森によって撮影時間を変えながら、時にはカメラもEOSR5をパナGH5とGH5Sに変更してと、新鮮な出会いを求めての撮影が続いています。撮影に与えられている時間は長くても後一月となり、少し焦りを感じている ・・・
少しくどくなりますが森の中は直射日光を遮り、この季節としては比較的過ごし易い場所のひとつで、コケを探しながらの撮影者としてはありがたい限りです。しかし、肝心のコケはマクロレンズで覗いてみると、やはり乾燥した表情で雨の日に比べると精彩に欠けるように見えます。そんなことからもしもコメツガ、トウヒなどが葉を落としたら、緑の絨毯のように広がっているコケは一気に危機状態となり、北八ヶ岳の森はみる影もなくなってしまうのではと・・・
尾瀬
群馬
森林
赤城自然園
山河有情
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緑の風と小鳥のさえずり
湿原をわたる風
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青い森の池
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