サナギの色がかなり黒くなったためにいよいよ羽化かと、空模様を気にしながら訪ねたところ大粒の雨が強くなり、この雨では羽化しないのかなどと待つこと1時間39分、無事に羽化して来れました。この一連の様子はGH5SでFHD/240fps(通常の約4倍)の、スーパースローで撮影出来ました。このアサギマダラの羽化は一昨年に4K撮影したものの、スーパースローでの撮影は2年越しの悲願とも言えますが、羽化直前に蜂に刺されてしまった個体もあり・・・
天気予報を眺めていると晴れマークが目につくようになり、これは梅雨明けも秒読みに入ったかなどと勝手に想像しています。そんな折尾瀬沼での撮影を済ませた同業者から、今年のニッコウキスゲは鹿の食害に合い期待できない、との情報が留守の間に入っていました。しかし尾瀬沼地区最大の湿原大江湿原は、周辺に防鹿ネットを設置したためにニッコウキスゲは、年々回復傾向だったはずなのにどうしたのだろうと、乏しい記憶を頼りに尋ねたところ・・・
最近コケの森など足下の被写体を探すことが多くなったからか、尾瀬ヶ原の木道を歩くのも目線がなぜか低くなっています。そんなことから湿原の中の様子、特に小さな植物の表情がやたらと目に留まってしまいます。こうした木道歩きはこれまで見過ごしてしまった、あるいはあまり関心のなかった小さな世界に積極的にレンズを向けることになっています。特に雨模様などの天候下ではこうした傾向が強く、新しい視点での撮影を新鮮に楽しむことができて・・・
ひとくちに北八ヶ岳白駒池の森と言っても、麦草ヒュッテに近い茶水の森、黒曜の森、丸山には丸山の森、高見石小屋近くにはカモシカの森、高見の森、オコジョの森、そして白駒池周辺には白駒の森、ヤマネの森、もののけの森が、さらににゅうに向かうとにゅうの森などがあります。私はまだにゅうに登っていませんからにゅうの森の様子は分かりませんが、それぞれの森が個性的で魅力的な森だとは感じています。間もなく梅雨が明けて猛暑の夏が来ます・・・
かつて緑の湿原を黄色に染めて、夏の代名詞とも言われたニッコウキスゲが、ニホンジカの食害で壊滅的な被害を受けたために、尾瀬ヶ原の夏景色は一変してしまいました。それでもトキソウ、アサヒラン(サワラン)カキツバタなどなど、湿原には多くの植物が花を見せてくれていました。特にトキソウやアサヒランの数が多くて嬉しくなりました。また早咲きのキンコウカ、オカトラノオなども黄色い花をつけていましたから、静かな木道を歩きながら少し得をした気分で・・・
雨の中での撮影では前玉に水滴がつき易いために、なかなか神経を使う広角レンズですが、緑の尾瀬では比較的使用頻度の多いのが現実です。写真は中田代竜宮十字路~ヨッピ釣橋間で、至仏山や景鶴山との組み合わせで好きなポイントのひとつです。生憎至仏山は姿を見せてくれませんでしたが、すっかり葉を広げたヤマドリゼンマイの群生が、夏らしい被写体になってくれましたから、やや俯瞰気味に撮影したものです。この撮影後は再び雨が降り出してしまい・・・
雨の尾瀬にルミックスGH5+GH5S+ズイコーED7-14mm2.8FPRO+ED12-40mmF2.8PRO+ED40-140mmF2.8PRO+ライカDG100-400mmF4.0-6.3を持ち込み、撮影をしていたところ、偶然にも東電下ノ大堀橋近くで100-400mm(35mm換算200-800mm)レンズにより、写真のような撮影ができました。仮にキャノンR5で撮影ですと約4.5kgの大砲レンズを持ち込まなければですから、夢のような撮影でした。雨の中防塵防滴のレンズとは言うものの・・・
100mmと180mmの2本のマクロレンズで、コケの表情をと悩みながら被写体を探すものの、不慣れと言うよりも苦手な撮影のために、時間ばかりがいたずらに過ぎゆくだけで結果が出ない。しかし、諦めて放り出すわけにも行かずにウロウロ歩き回りながら、あれこれと物色を続けながら高見石小屋への道を進み、気がつけばスタートして3時間が経っていました。ですから私を追い越して行った登山者の多くは、高見石の展望を楽しんで下って来た始末で・・・
いつものカメラザック槍ヶ岳の中には、EOS R5+11-24F4.0mm+24-70mmF2.8+マクロ100mmF2.8+マクロ180mmF3.5+100-400mmF4.5~5.6の各レンズを入れてますから、今回の撮影で各レンズを使う予定です。写真はいずれも11-24mmF4.0です。
森の中のもう一つの森がコケの森なのだと、いつものように撮影をしていたところ記憶にある囀りが聞こえたので、180mmマクロレンズを100-400mmレンズに交換して、周辺を探し回ったところ懐かしい姿を捉える事ができました。写真は1.6クロップ撮影していますから約640mmで、かなり暗かったためにISO2,000・F6.3・1/40秒での撮影になってしまいまいました。それでも標高2,100mを超えた森で会えたことは嬉しくて・・・
尾瀬
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