自然写真家 新井人の世界

徒然なるままに

張り込み

2021年6月12日

ミズスマシの池でカワセミを目撃したとの情報から、都合のつく範囲内でEOS R5とパナGH5を構えての張り込みをしているものの、未だその気配さえ感じることができずにいます。そんな愚痴にも聞こえる言葉をお馴染みさんに吐いたところ、利根川の某所に行けば撮影できますよと写真を見せられましたが、私が撮影したいのは赤城自然園のカワセミですからと、丁重に誘いをお断りしました。同時に利根川どころか河川から遠隔地なのに本当に飛来して・・・

 

 

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ミズバショウ

2021年6月11日

標高の比較的低いブナのあがりこの森などでは、すでに花期は終わり葉を大きく広げているものの、標高が1,400mほどの地域では残雪の消えるのを待ちきれずに花を見せていました。このミズバショウですが鳥海湖下の賽の河原周辺では、7月にニッコウキスゲなどと一緒に見ることができますから、残雪を踏みしめての登山ではしばらくの間楽しむことができます。何れにしても花の名山とも言われている鳥海山は、これから晩夏にかけて様々な花に出会える山旅を・・・

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ダケカンバ

2021年6月10日

シラカバによく似ていますが、標高が高い所に分布するシラカバの仲間で芽吹きの時から、晩秋に葉を落とすまで被写体になってくれるお馴染みの木です。写真は鳥海山登山口のひとつ竜ケ原湿原駐車所から、100-400mmの望遠ズームにて撮影しています。それから、このダケカンバはまだ残雪に覆われている場所もたくさんありますから、鳥海山の雪解けと共に顔を見えせくれるのが楽しみで・・・

 

 

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桑の木台湿原

2021年6月9日

鳥海山麓標高700mに広がる低層湿原の桑の木台湿原は、ミツガシワ、ワタスゲ、そしてレンゲツツジに群生地として知られていて、地元だけではなく関東からも訪れる人が多い景勝地です。ただここ数年は天候状況と開花状態とがうまく噛み合わずに、足が遠のいていましたのが現実でした。そんなことからミツガシワとワタスゲ狙いで訪ねてみましたら、すでにレンゲツツジが7~8分咲きになっていて驚きました。幸にして天候も急激に回復してくれましたから、これまで撮影していなかった4K動画も・・・

 

 

 

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タムシバ

2021年6月8日

春に葉が開く前に白い花弁を見せるタムシバは、コブシの仲間でニオイコブシとも言われています。そのタムシバの花が鳥海山麓の標高1,400m周辺で見頃を迎え、ブナなどの新緑の森にまるで雪が降ったように見え、今年は例年にない当たり年と驚きなが撮影しました。自然界の花々はタムシバだけでなく当たり年もあれば裏年と言われることもあり、こうした思いがけなく巡って来たチャンスに出会った喜びは大きく、写真と4K動画をじっくりと撮影しました。カムシバが転じてタムシバになった・・・

 

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あがりこ

2021年6月7日

鳥海山麓の撮影で四半世紀以上の長い付き合いを続けているのが、ブナのあがりこの森として日本一と言われている、中島台周辺に広がる「あがりこの森」になります。この森には「あがりこ大王」「あがりこ女王」それから「燭台のブナ」などの奇形巨木が多く見られ、あがりこ巡りのツアーなども多く行われています。そんなことから一定のエリア内には木道(薄い板引き)も整備され、天候が悪化しても迷うことは少ないと思います。ただ、私が撮影してエリアは少し外れることから・・・

 

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伏流水の宝庫

2021年6月6日

繰り返しになりますが鳥海山麓は伏流水の宝庫で、湖沼群、滝や渓谷、そして湿原なども多く見られます。また近年は象潟町の大穀倉地帯も減反政策で、転作地や放棄地になってしまった田んぼがかなりの面積を含め、日本農政の失敗の縮図を眺めるようです。したがって、それまで伏流水を用いていたいくつもの水路は荒れてしまい、このままではさらに荒廃し忘れ去られてしまいそうです。米作りになくてはならなかった鳥海山の豊かな伏流水の役目も変わり、かつての原風景が・・・

 

 

 

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400キロ

2021年6月5日

関越道、北陸道、さらに日本海東北道、そしてR7を乗り継いで400Km、これは拙宅から鳥海山の麓秋田県にかほ市象潟までの距離です。ちなみに天城山系ならば関越道、圏央道、東名高速などで280Kmと、意外と近距離なのです。ただ万年渋滞の圏央道や東名高速は運転していてもつまらなく、距離こそ長い鳥海山の方が楽しいドライブになります。そんなことから気分的にはどうしても北を目指してしまうことになります。それにしても昨年だけで・・・

 

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カワセミ

2021年6月4日

ミズスマシの池でカメラごと迷彩姿の人から、カワセミを狙っていると聞かされ確認をしたら、これまでに数回確認しているととの事でした。そう言えば私が同所でカワセミを撮影したには2012年の夏のことで、それ以来整備の人を含めて飛来の話は聞いていませんでした。しかし、仮に再びミズスマシの池に来てくれているならば、園の豊かな森を伝えるためにも何とかして撮影して見たいものと、不慣れな望遠レンズを構えて見ているものの、今のところその姿を見ることは・・・

 

 

 

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姿を消す

2021年6月3日

昨日確認したアサギマダラの小さな幼虫を探してみたものの、周辺のクサタチバナを含めて姿を見ることが出来ませんでした。それは最近視力が低下した私の探し方が悪かったのか、あるいは自然界にたくさんいるだろう外敵に襲われてしまったのか、その理由は素人の私には分かりません。何れにしても園内で産まれたアサギマダラが、無事成虫になれるのは極々少数なのも自然界の掟なのか、今年も8月中旬ごろまでの長い観察の日々が続きそうで・・・

 

 

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