不慣れな撮影はなかなか厳しいものもあって、教えてもらった小さな生き物たちを再度狙いってみました。しかし天候などの気象条件も影響してか、やはり描いていたような撮影はできませんでした。ただアサギマダラの幼虫が元気に育っていることなど、今後の撮影が楽しみになったのも事実です。昨年は幾つかの幼虫が蛹になれずに消えてしまい、残念な思いをしましたから何とかして羽化までを追いたいと思っています。ちなみに一昨年は8月にGH5とGH5Sで、羽化の瞬間を撮影できましたから・・・
かつて夏の尾瀬を象徴するニッコウキスゲの大群落が、一面に広がっていた大江湿原はニホンジカの食害で壊滅的な被害を受け、もはや危機的状態に陥っていました。しかし、関係者の長年の努力が実って徐々に回復傾向に向かっています。こうしたニホンジカによる食害は尾瀬ヶ原でも起き、遅まきながら対策に乗り出しています。写真は回復途上にある大江湿原のニッコウキスゲですが、尾瀬ヶ原が再び以前のような光景を取り戻すのはいつになるのか、木道脇の蕾を見つめながら・・・
緑の微風が心地良い赤城自然園で、ナナフシ橋を渡り自然生態園に進むと、昆虫に造詣の深いガイドさんに会いました。早速アサギマダラの幼虫をはじめ昆虫のことを尋ねたところ、野草のはらっぱやトンボ池などで葉を裏返したりして親切に教えてくれました。そんなことから自分だけでは決して見つけることのできない、小さな命との出会いと撮影を楽しむ事ができました。こうした体験を通して同園の奥深く多様性に富んだ自然を、若い彼女からあらためて教わった貴重な・・・
コケの森の天城山系と白駒池周辺、鳥海山、そして尾瀬と4Kで撮影した動画の整理をしていますが、いずれもHDRにて撮影をしているために時間がかかってしまい、仕事とは言えいささかうんざりして来ました。しかしこの作業を疎かにしてしまうと後々困るからと、それぞれ1Tを超えるデーターをチェックしながらの作業が続いています。そんなことからしばらくは天気予報を見ながら撮影か、あるいはデーターの処理かの判断をしながら、出来るだけ効率の良い日々を・・・
どうしても歩く姿勢で被写体を探してしまいますが、時には視線を高くしたり足元に注意を払ったりすると、普段見逃してしまいそうな物に目がいくこともありますし、安全走行にも役立つように思います。写真1は尾瀬ヶ原の湿原で食虫植物のナガバノモウセンゴケが、日本一小さいと言われているハッチョウトンボを捕らえたところで、写真2は赤城自然園で見つけた腐生植物のギンリョウソウです。梅雨空の下での森歩きは意外な被写体に会える機会が・・・
梅雨の晴れ間を狙って赤城自然園を歩いてみたら、すっかり緑が濃くなりもう夏の装いを感じました。また平日ともあり来園者も比較的少なく、散策路に三脚を広げての撮影もスムーズに行うことができました。同園は初夏から夏の花へと移り行く時期で、日に日に昆虫たちの姿も多く見られるとのことですが、すっかり視力が低下してしまった身としては難しく、せめて馴染みのあるアサギマダラの幼虫をと探してものの、やはり見つけることはできませんでした。夏至を過ぎて太陽の陽射しが・・・
雪解けが早かったものですからワタスゲの花が晩霜の被害を受けるのではと、尾瀬ヶ原を歩きながら心配していたのですが何とかして難を逃れてくれました。そんなことから上田代、牛首山周辺、それから東電下ノ大堀橋、イモリ田代間などで白い綿毛(花穂)が揺れていました。しかし全体的には数が少なくて、やや寂しい感じがしました。そんな湿原を覗いてみるとすでにニッコウキスゲの蕾が膨らみ、来月の開花期の準備が整った感じを受けました。それから白い綿毛は梅雨空の下よりも青く晴れ渡った・・・
今年もまだコロナ禍の影響もあるのでしょうが、この季節の尾瀬ヶ原を歩く人は少なく、思いの外静かな初夏を満喫できました。もちろん、人の多少に関わらず湿原では植物が規則正しい序列で成長していて、季節の確かな歩みと尾瀬の豊かさを今年も感じました。また残雪の中に南の国からはるばる飛来したイワツバメ、湿原でさえずるホオアカ、鳴き声をこだまさせるカッコウなど、生き物たちの活動も活発なのを体感しました。ミズバショウとニッコウキスゲの狭間、しかも梅雨の季節なので敬遠する人も多く・・・
7時に東電小屋を発ちヨシッポリ田代からヨッピ橋を渡ると、緑の湿原が彼方まで広がって実に爽快な気分になりました。そして空を見上げながら竜宮十字路方面に進み尾瀬ヶ原と至仏山を1点、次いで景鶴山をワンカットと続けて600枚インターバル撮影をし、その場でカメラ内タイムラプス映像を作りました。もちろん帰宅後にLRTimelapseとLightroom Classicで作品として制作します。そのタイムラプス映像は約20秒の映像になりますが、撮影に費やす時間は概ね1時間と・・・
ミズバショウシーズンが一段落つき静けさが戻って来た尾瀬ヶ原を、梅雨空の下で撮影したいと訪ねたところ、午前11時半ごろから激しい雷雨に見舞われてしまい、2時間以上を尾瀬ヶ原で過ごす羽目になってしまいました。幸に傘を打つ雨音で雷さまの音は消されたものの、時折眼に入る閃光は気持ちの良いものではありませんでした。それにしてもあまりもの雨に天の水が枯渇してしまわないのかと、妙な心配などをしてしまいました。しかし、緑に染まりいく尾瀬ヶ原は美しくて・・・
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緑の風と小鳥のさえずり
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