自然写真家 新井人の世界

徒然なるままに

アサギマダラ

2021年6月2日

渡り蝶として知られているアサギマダラの姿は、5月中旬ごろから数頭づつ見かけてはいましたものの、タマゴは視力の低下に伴い見つけることが出来ませんでした。そんな折園の若いスタッフの人がクサタチバナの葉の裏に、しっかりと産み付けられている白い小さなタマゴを教えてくれました。さらに昆虫好きなそのスタッフは孵化した幼虫までも見つけてくれました。園のそこかしこでゆったりと舞う成虫は、赤城までの長旅の疲れを癒しながら・・・

 

 

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緑の時間

2021年6月1日

華やかな花の季節から森の緑が深まるこの時期は、訪れる人の姿も日々落ち着きを取り戻して静かでゆったりとした時間が流れ、深呼吸をしながら森歩きを楽しむ季節とも言えます。そんな森の中にあるミズスマシの池やトンボ池には、今年もモリアオガエルの卵塊がいくつか生まれ、生命はぐくむ森の姿も見せています。今年は西日本から東海地方まですでに梅雨入りをしていますから、この森にもまもなく雨の季節が訪れて・・・

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春から初夏へ

2021年5月31日

湿原から残雪が消えて多くの植物が花を咲かせ、周辺の森や拠水林などの木々が緑の葉を広げて、尾瀬ヶ原も春から初夏へと季節を移していました。同時に木道を歩く人々が増えて、かなり遠くからでも歓声を感じることが出来ました。そんな多くの人たちのお目当ては当然ミズバショウで、群生地ではカメラやスマホで撮影に興じる姿が多く見られました。昨年はコロナ禍で揺れた尾瀬ですが今年はほぼ例年並みに動き出したので、これから冬眠に入るまでの間・・・

 

 

 

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雨に咲く

2021年5月30日

時折強い風が吹き付ける尾瀬ヶ原では吐く息が白く見え、まるで氷雨のような冷たさに震えながらの撮影となりましたが、晴天時では決して見ることのできない情景に満足しました。ただ、広角レンズ系ですとどうしても前玉に水滴が着いてしまい、四苦八苦しながらの撮影になってしまいました。尾瀬ヶ原のミズバショウが見頃を迎えたとは言え、朝から降り続ける雨を敬遠したのか訪れる人は少なく、気兼ねなく撮影を出来たことは何とも贅沢な・・・

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大忙し

2021年5月29日

至仏山や燧ヶ岳の岩場にも巣を作り子育てをしているのでしょうが、山小屋の軒先などに巣を作るイワツバメが圧倒的に多いよいうです。 そんな彼らの活動を見ながら、お前たちはイワツバメの名前がついているのだから、軒先につを作らないで岩場に作れなどという人もいますが、彼らは休むことなく巣作りに余念がありません。写真は東電小屋での撮影ですが暗い場所のためにISOを2.000に上げても、シャッター速度が1/100のためにブレてしまいました。それにつけても毎年南の国からはるばる尾瀬に来てくれて・・・

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ミズバショウ

2021年5月28日

東京の緊急事態宣言が延期になってもミズバショウの季節だから、週末には首都圏から一定の入山者はあるでしょう。幸にして尾瀬ヶ原の随所でミズバショウが見頃を迎えたようなので、二年ぶりの尾瀬ヶ原の光景が見られるかもしれません。ちなみに尾瀬随一のビューポイントと言われている下ノ大堀よりは、竜宮十字路をアヤメ平方面に進んだ長沢尻辺りの方が、今年は見応えがあるようですから覗いてはいかがでしょうか。また、単体で狙うならば東電尾瀬橋近くの湿原などが・・・

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ノンビリと

2021年5月27日

白駒池周辺を散策する観光客の姿こそ少ないものの、にゅうや高見石、それから丸山などを目指す人たちはそこそこいるので、登山道では時折すれ違い挨拶を交わしたのが今回の撮影行でした。それにしても緑の森は奥が深くてなかなか手強い相手で、天候が良くても悪くなり雨模様になっても表情を変えて受け入れてくれますから、天候に左右されて撮影が停滞することはなさそうで、悩ませながらも楽しみの多い被写体になってくれる感触は嬉しく・・・

 

 

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白駒池の森

2021年5月26日

緊急事態宣言、まん延防止等重点措置などの影響で、普段では見られない白駒池周辺はどこまでも静かなたたずまいに包まれていました。そんなことから観光バスから吐き出される団体客に気遣いすることなく、森の中をゆっくりと歩きながら撮影を満喫することが出来ました。しかし、二作目のプレッシャーが頭から離れずに、いかに撮影をしてまとめるのかと悩み迷う一日でしたから、しばらくは足を運びながら模索する日々が続くだろうと・・・

 

 

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オオヤマレンゲ

2021年5月25日

今年は例年になく蕾をたくさん着けていますと紹介したところ、多くの方から照会のメール等をいただきましたから、11時過ぎに赤城自然園を訪ねてみましたら多くのカメラマンが、今か今かと時計を見ながら花の開きを待っていました。私もその仲間に入れてもらい数カット撮影はしましたものの、花の開き具合や花の形、さらに光とのバランスなどの条件が整わずに、次回に望みを託す形になってしまいました。このオオヤマレンゲのことを森の貴婦人と呼ぶ人もいますが・・・

 

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花を求めて

2021年5月24日

せっかくの晴れ間を活かそうと日曜日なのに赤城自然園を訪ねたところ、ご同輩の多さに驚きながらも見頃を迎えているクリンソウなどを撮影しました。そしてやはりこの時期の人気者と言われているオオヤマレンゲを訪ねたところ、こちらは人溜まりほどには花を開いてはなく数日早い印象を持ちました。だだし、園の方の説明通り花付きが多いから来週あたりが楽しみ感じました。幸にして天気予報もまずまずのようですから2,3日通いながらチャンスを待ち・・・

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