自然写真家 新井人の世界

徒然なるままに

カレンダー

2018年11月13日

赤城自然園2019年カレンダーができました。サイズ等は29.8×29.8(正方形)、表紙を含み13枚物で、四季の風景と花とで構成されています。お求めは同園窓口でお願いします。(一部1,000円、消費税込)部数に限りがあるとのことですから、ご希望の方はお早めにお求め下さい。

カテゴリ:徒然なるままに

八丁池

2018年11月12日

天城従走路を歩く人々の憩いの場、オアシスとも呼ばれている火口湖で、モリアオガエルの生息地としても知られています。写真は南側の高台から眺めたもので、天候に恵まれれば彼方に富士山を望むことができます。それから地元の人には、「天城の瞳」「青スズの池」の別称でも呼ばれているそうです。何れにしても標高約1,170mの八丁池は・・・

カテゴリ:徒然なるままに

皮子平

2018年11月11日

天城山系に皮子平と呼ばれている原生林があります。コケブナはもちろんヒメシャラの林もあり、繰り返し訪ねたい場所のひとつとも言えます。秋の陽射しに包まれて少し汗をかきながら、天城縦走路沿線のブナなどを眺め時には写真を撮り・・・

カテゴリ:徒然なるままに

森太郎

2018年11月10日

全国のブナの原生林、しかも巨樹の整理をしていましたら、随分と前にNHK「関東甲信越小さな旅」で、旧知の名取アナウンサーが訪ねた「森太郎」の写真に目が止まりました。森太郎は現在の飯山市鍋倉山に住民票?があったブナの巨樹で、だいぶ前にその役割を静かに終えて土に還っています。私が訪ねたのは残雪期と森が秋色に染まった二回だけですが、特に残雪期に転倒滑落した痛い思い出は今となっては懐かしい思い出です。この森にはその後「森姫」と命名されたブナがありますが・・・

カテゴリ:徒然なるままに

出会い

2018年11月9日

夏の森に比較しますと圧倒的に少なくなっていますが、秋の森も歩いていますといろんな生き物と遭遇することがあり、写真の蛾もそのひとつです。生憎不勉強で名前こそ分かりませんが、コナラの根元で時折羽根と首を震わせてる姿は、これから訪れる冬を乗り切る覚悟なのか、あるいは生命が燃え尽きる最後の姿なのか判断に迷いますが、出会えたのも何かの縁と思いまして写真と4Kでの撮影をしました。森は日々表情を変えながら秋から晩秋へと・・・

カテゴリ:徒然なるままに

雨の日に

2018年11月8日

立冬が過ぎたのに秋の雨のことでは少し違和感があるのかもしれませんが、秋雨、秋時雨、霧時雨、露時雨、秋霖・・・など秋の雨には様々な名前が付いているようで、暖かな雨の中で撮影をしていてその言葉の美しさを思い出していまいました。同時に歴史人の感性の豊かさと表現力の巧みさに頭が下がり、ただ撮影をしているだけの凡人の非力さに打ちのめされてしまいます。夏の猛暑、台風の後遺症、あるいは・・・傷つき痛々しい今年の秋の装いも天水を受けて最後の・・・

カテゴリ:徒然なるままに

立冬

2018年11月7日

秋たけなわと言った感じなのに暦の上では二十四節気の立冬で、今日は冬の始まりとなります。しかし谷川岳、上州武尊山などを眺めても雪化粧をしていませんし、冷たい北風も吹いていませんから暖かい立冬と言えます。写真は昨年11月4日に、NHK「絵葉書にない尾瀬・新井幸人が撮る神秘の湿原」の最後の撮影に訪れた尾瀬ヶ原ですが、津奈木からタイヤチェーンを履き吹雪模様の鳩待峠を降ったことを思い出します。その尾瀬も今年はまだ根雪になっていないようですが、すでに県道が冬季閉鎖になってしまいアプローチが長くなって・・・

カテゴリ:徒然なるままに

ムラサキシキブ

2018年11月6日

平安時代の女性作家で「源氏物語」の作者紫式部にちなんで命名されたらしいのですが、日本の山野には平安時代以前か自生していたようです。園内でもまだ緑色の葉をつけたままに、いたるところで写真のような紫色の実を見ることができます。写真的にはもう少し陽射しがあり、葉を落とした状態の方が撮影し易いのですが、自然界ですから身勝手を言わずに与えられた条件の中で撮影をしなければなりません。秋は木々の紅葉はもちろんのこと、実を熟した姿も嬉しい季節となりますから、生きるものの命の営みをストレートに・・・

カテゴリ:徒然なるままに

セゾンガーデン

2018年11月5日

シャクナゲの季節は多くの方が訪れたセゾンガーデンは、この季節になると人影が意外と少なくなります。もちろん西洋シャクナゲのような大型で派手な花はありませんが、シクラメンの原種と言われているアキザキシクラメン、アワコガネギク、それから私の名の知らない花などが秋の光に咲いています。写真はそんなセゾンガーデンの頭上を見上げて撮影したもので、青く澄んだ秋の空に色づきを深める様子が伝わると思います。今年の秋は見上げての撮影が多くなり、どうしてもワンパターンの・・・

カテゴリ:徒然なるままに

秋晴れて

2018年11月4日

南に傾いた陽射しも開園時間を少し回った頃には、森の随所に降り注いでくれます。今年はいたるところで台風の後遺症とも思える傷が残り、必ずしも鮮やかな紅葉とは言えませんが、それでも透過光に輝く木々の秋色は駆け抜ける季節の象徴と言えます。乾燥した心地よい風に吹かれながらバークの敷かれた散策路を辿り、行き交う人たちと言葉を交わしながら被写体を探す歩みは遅く、撮影もまた光の動きを待ちながらとなり・・・

カテゴリ:徒然なるままに
2025年11月9日
2025年11月9日
2025年11月4日
2025年10月31日
2025年11月9日
2025年10月31日
2025年10月15日
2025年3月22日
2025年3月20日